■名将とは
こんにちは♪
起業女性のみなさんに
文章づくりの楽しさをお伝えしたい
ライター＊うちはしまいこです。
栗山前監督の著書を紹介した
前回の記事はこちら。
現役時代ではなく、
引退後のある出来事で
ファンになってしまった
栗山前監督。
当時、解説者やキャスターとして
テレビに出ていらっしゃる姿を
でよく目にしていたものです。
そんなお仕事の中で発した
あるコメントに
心をつかまれたのです。
それは、2001年オフに
読売ジャイアンツの新監督に
就任することになった
原辰徳監督へのコメントでした。
実は、私、原選手（当時）が
プロ入りして以来の
熱狂的なファンだったのです
（あまり口にしたことないけど…）。
原選手が婚約を発表したとき、
ショックのあまり落ち込んでは
いないかと心配した私の母が
当時の大学の下宿先へ
電話をしてきた話は
友達の間ではあまりに有名な
エピソードです（＾＾；
そんな原選手が引退し
なんと監督に就任する！
「名選手、名将にあらず」
なんて言葉もあるとおり
うれしいやら心配するやら。
そんな時、話題の人を紹介する
朝刊のコラムに、原新監督が
取り上げられていました。
喜んで読み始めたのですが
なんともいえない、ざらついた
読後感に包まれてしまいました。
そこに書かれていたのは
日頃のコラムで書かれているような
応援や励まし、心が上を向くような
楽しいエピソードではなかったから。
監督になってチームは大丈夫か。
長嶋野球の継承なんてできるのか。
独自色を出せないなら結果も
出ないのではないか。
などなど、どう読んでも批判としか
受取れないコラムでした。
その他にも、懐疑的な記事が
散見され、世間がなんとなく
「大丈夫なのか？」という
雰囲気になっていた記憶があります。
ファンはショックです。
そんな時でした。
テレビに出ていたのは栗山さん。
内容はすっかり忘れましたが
新監督としての期待値の高さ、
いいところをピックアップして分析し
新チームとして「楽しみだ」と
お話しされたのです。
凹まされたコラムの後だったこともあり
栗山さんが神様に見えました・・・。
思わず「お礼の手紙」を出したほど！
そして、原監督は監督就任のその年、
様々な懐疑的な批評を覆し
見事ジャイアンツを日本一に導きます。
以来、リーグ優勝、日本一へと
何度もチームをけん引し
「名将」と呼ばれる監督に
なられているのです。
今回のWBCでの采配を目にし、
「栗山ノート２」を読むにつけ
あの時、原新監督への期待を
語られた栗山前監督の度量が
なんとなく分かった気がしました。
もう監督はしませんと
おっしゃっていましたが
いや、もったいない。
ぜひまた、どこかのチームで
新たな大谷翔平君を
育てていただきたいなと思います。
ひとりごとにお付き合いくださり
ありがとうございました♬
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