■「日本語に絶対の正解はない」
ライターの仕事って、書くことだと
思われがちですが
…いや確かにそうなんですが…
半分は、確認作業と言っても
過言じゃないくらい、大切な仕事があります。
これを「校正」とか「校閲（こうえつ）」
と言いますが
（校正と校閲は内容が違いますけど）
丁寧に取り組めば取り組むほど
文章の質が上がるという
大切な作業です。
「校閲」を大ざっぱに説明すると……
文章や原稿に誤字・脱字がないか、
文法の誤りがないか、さらに
書かれた内容が間違っていないか、
不適切な表現がないかなどを
確認して修正する作業です。
２年前、そんな校閲を学ぶ
「実例で学ぶ『新聞校閲』
オンライン講座」
なるものを受講しました。
そこで、講師の方のステキな言葉に
出会いました。
「日本語に絶対の正解はない」
これはほんとうにその通りだと
納得すると同時に、自分の立ち位置を
改めて見直す機会になりました。
もちろん、誤字や脱字、文法の間違いは
正解・不正解の伴うものですが
極端に言えばそれすらも、書き手の
意図を聞いて初めて、判断するべきもの
ということなんですね。
私は広告コピーを中心に書いてきたので
どれだけオリジナリティを出せるかに
力を注いできました。
新しい言葉を創り出す（造語）とか
「ここでその表現を使うのか～」って
思われるような目立つ言葉遣いとか
敢えて「え？」って思われるような
引っかかりのある言葉を選んで
印象に残すことを考えてきました。
でもそれは、一般化、標準化を
求められる原稿には異端児的な存在で
常に修正や変更の指示が入ったり
「そこで使うのは間違い」とか
「そんな表現は使わない」といった
赤ペン先生の「指導」が入ったりします。
いろんな背景や状況を思案しながら
文章や原稿を書かねばならない
すなわち、その場に応じた
書き分けも必要だと学んだ次第です。
だからこそ、校閲には
「コミュニケーションが大切」という
講師の持論にも納得♪
書き手の意図を確かめないまま
ダメ出しはしてはいけない。
その背景には、必ず何かの
想いがあったり、解釈の違いがあるから。
以前、「人の心の中には辞書がある」
っていう言葉に出会い感銘を受けた
お話も記事にしましたが
↓
正しい文章とか、間違いのない言葉とか
目に見えるところだけにとらわれて、
書くことをためらうのは
もったいないですね。
実際に講座中の「チャット」では
受講者さんたちのやり取りが流れ、
解釈の違いや、適切だと思う表現、
正しい言葉選びなどの意見交換が
されていましたが
まあ、人によってこうも受け取り方が
違うのかという現実を
目の当たりにしました。
そして、自分が「正しい」と信じている
言葉や表現も、実は人によって
意味の解釈が千差万別なのだという
事実をリアルタイムで見せられ……
文章を書くって、どんな内容であっても
自分が感じたことを信じて
表現する大切さを
改めて突き付けられた気がしました。
同時に、読み手はそれぞれの
立場や思いで読み、受け取り、
解釈するものだということも
しっかり頭に置いておくべきだと
いうこともわかりました。
だからね。
あなたはあなたの文章で
いいんです。
自分の感じたことや気持ちを
言葉にしてみましょう。
文章は書けば書くほど
上達していくものです。
応援してます！
■まずは無料メルマガ講座から♪
30秒でわかる！ 伝わる文章のコツ「文章カフェ」
毎週月曜 朝８時配信中
★現在５５６名の方が愛読中♪
↓
「文章カフェ」をブログで読みたい方にはこちら
バックナンバーを随時更新中
■あなたのブログに一日１ポイントアドバイス
90日でファンが生まれる！
＊詳細はいずれも青字をクリックしてね
あなたの強みを言葉に変えて
成功へ導くブログづくり＆
集客文章カウンセリング
お問合せはお気軽に♪
電話でもメールでもどうぞ！
