■紅白歌合戦2022「桜坂」からのメッセージ
こんにちは♪
起業女性のみなさんに
文章づくりの楽しさをお伝えしたい
ライター＊うちはしまいこです。
コロナ禍で唯一、前向きに
捉えられた変化は
オンラインが一般化したこと。
仕事の現場もそうですが、実は
いちばんメリットを感じたのは
オンラインでのライブ配信でした。
初めてオンラインでライブが「生放送」され
ドキドキしながら待ってた。
↓
当時は介護生活の真っただ中で
到底、ライブのために遠出なんて
できなかったので、ホントに
うれしい企画でした。
そんなオンラインライブやら
新曲のプロモーションやら
映画のPR行脚やら
どっぷりとイケボな歌の世界に
浸った2022年。
最後は、年末の紅白歌合戦で
最大のヒットになった
名曲と言われる「桜坂」を
じっくりと聴き
忙しなかった一年を終えました。
近しい人たちの
「命」や「生きること」に
向き合うことが多かった一年。
これまでとは違う
楽曲の聴き方をしていたことに
気が付いたのです。
フクヤマの「桜坂」。
ちなみにこちらは最近の
大人フクヤマバージョン♬
え？ 2曲もいらない？
「君よずっと幸せに」
というフレーズからはじる「桜坂」。
別れた恋人に思いをはせる歌なのですが
紅白で歌うにあたり、ご本人は
ちょっと違うメッセージを発していました。
「近くにいる人は近すぎて、
幸せを願うような想像力を
働かせることができなかったりする。
人は、近いものを大切にすることが
上手じゃない。
そういうことを大切にしたいと
いう気持ちに対して、素直に
なりたいという願いを込めて
歌いたかった。」（ラジオより一部抜粋）
身近な人の幸せを願う。
当たり前に過ごせる毎日に感謝する。
2022年の年末の「桜坂」は
そうしたメッセージを
みんなに届ける歌でした。
そんな話を聞きながら気づいたのは
歌って、受け取る人の環境や想いや状況で
メッセ―ジがその都度変わって届く生き物
なのだなということです。
聞く人の手で、育まれていくもの
なんだなと感じました。
その時、この「桜坂」が
亡き母からのメッセージだと
思えたのです。
折しもこの日に届いていた、
知人からのメルマガは
自分を「責める」を手放そう、
「私を許そう」という内容でした。
母の最期を看取ってやれなかったことを、
ずーっと後悔していた私でした。
誰にも責められていないのに、
一人罪悪感から逃れられず、
苦しさだけ大きくなる。
そんなことを、ぽそっとつぶやいた私に
その知人が返してくれたのは
「私を許すのは、お母さんのためでもあるんです。
母親の望みは、子どもが毎日笑顔で幸せなこと。」
とメッセージを返してくれました。
そして、紅白で聞いた「桜坂」。
音楽の力、エンターテインメントの力
そして、言葉の力を
改めて感じた2022年の終わりでした。
言葉を扱う者として、肝に銘じたこと。
私が仕事で書いている文章も言葉も
フクヤマの歌のように
もしかすると、どこかで誰かが受け取って
その時の自分の想いや環境に合わせ
育み、慈しみ、力にしたり、励ましに変えたり
救いにつなげたりしているかもしれない。
私も、そんな仕事をさせてもらう
一人の端くれなのかもしれない。
だからこそ、一つひとつの言葉を
大切に選びたい、丁寧に届けたい、
ちゃんと想いを込めて残したい。
どこかで、誰かが、思いもしなかった
大きさに、育んでくれるかもしれないから。
きっとあなたも、SNSや
ブログなどを通じて
想いを言葉にしているはず。
誰かに届き、誰かが受け取り
どこかで育んでくれているのです。
そう思うと、文章づくりって
楽しいでしょう？
せっかく届ける文章なら
想いがきちんと伝わるように
丁寧に向き合ってくださいね。
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