■ときには脇見も大切
我が家の庭に
今年も梅が咲きました。
毎年、この時期になると
朝、仕事に出かける時
前栽の梅の木に
花やつぼみを確認するのが
私の習慣でした。
今の事務所を構えた13年前。
ある時、ニュースで
梅の開花のお知らせが。
「へえ、もう梅の咲く時期やねえ」
とつぶやいた私に
母がぽつりとつぶやきました。
「うちの前栽の梅も
咲いてるけどなあ」
えっ!???
毎朝、梅の木を目の前にしながら
全然気がついていなかった私。
まったく気持ちのゆとりを
持ててなかったんですね。
前を向いて歩いてるけど
ただ前をまっすぐに
わき目も振らず
何の余裕もゆとりもなく。
反省でした。
それ以来、庭の花や
前栽の木、道端の草花を
どれだけ見て感じられるかが
私の気持ちのゆとりの表れだ
と感じるようになりました。
時には空もチェック!
今朝の空は
どんなだったかな?
思い出せない時は
気持ちのゆとりも
無くしてる時だったりするのです。
前しか見えてない時は
視野が狭くて
考えも浅く
すぐに凹むし
心が折れるし
いいことがありません。
右手の花
左手のグリーン
顔をあげた先の青い空。
気づける余裕がある時は
ちょっとやそっとのことで
落ち込んだり
道に迷ったりしないものだと
気が付きました。
お一人様の起業家や
お店オーナーさん
経営者さん。
どんなに忙しくても
気持ちが上を向かない時でも
心のゆとりは持ちましょう。
一瞬でいいから
青空を見上げる
道端の花を探してみる
夜空の月や星の光を
数えてみる
そして
ゆっくり息を吸ってはいて
深呼吸をひとつ。
ささいなことだけど
明日の力が湧きだして
くるかもしれませんよ。
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