■いつも同じじゃもったいない
あれ?
お湯が出ない!?
昨日のこと。
いつものようにポットでお湯を
わかし、さあコーヒーをいれて
今日もがんばるぞーと
「給湯」ボタンを押したら……
一滴のお湯も落ちてこず
ウィーンというモーター音だけが
事務所にむなしく響くではありませんか。
仕方なく、昔の井戸のように
ポットをふたを開け、カップで
お湯をくみ上げてお茶を入れるという
原始的な一日を過ごしました。
ご機嫌ななめだった事務所のポット……
こんな時は「スーパー父」の出番です。
自宅へ持ち帰り修理を依頼。
すると……
「出たぞ」
うわーい、お湯が出る~♪
さすがだわー
すごいわー
まだまだ現役ねー
なんてほめちぎってたら……
「モーターを見るのに
ポットの底を開けようと
天地をひっくり返したら……
出たわ」
え?
分解したりモーター入れ替えたり
配線を見直したりしたんじゃなくて?
「特殊なねじで、底が開けられへんかった」
結局原因もわからないままですが
とにかくポットが直りました!
天地をひっくり返すだけなら
私にもできたよねえ。
でもさすが父だと思ったのは
「ひっくり返した後に聞いた
モーターの音が、お湯が出なかった時の
モーターの音と違っていた」
と言うのです。
その辺はさすがエンジニア。
やっぱり奇跡の80才です。
→「それ何?」という方はこちらをどうぞ
そんな事件(!?)のあった日、
偶然、この「ひっくり返す」が
キーワードになった出来事がありました。
文章を読ませるコツって
「ひっくり返す」なのですね。
……とブログの塾生さんが
アドバイスを喜んでくれたのです。
読まれる文章には定番の型が
あるわけですが、美しくまとまったり
読みやすい流れだったり
理解しやすい構成だったり
というメリットだらけな反面
まとまり過ぎて、ちょっぴり
面白みに欠けるということも
あります。
せっかく面白いネタがある時は
その順番をひっくり返しちゃえ!
……というアドバイスを
差し上げたのです。
この「ひっくり返す」って使えるんです。
例えば、フツーの文章を
キャッチコピーにしたいときも
文章の前後を「ひっくり返す」。
迫力のある写真を
スマホで撮りたい時も
スマホの天地を「ひっくり返す」。
→スマホカメラの使い方で気づいた、本当に求められてるブログネタ
自分の強みが見つからないって
迷った時は、弱みかもって
思ってる見方を「ひっくり返す」。
考え方やモノの見方、
言葉の受け止め方や
伝えたいことの切り口など
煮詰まったら一度
ひっくり返してみるって
けっこう使えるコツなんです。
ぜひやってみてくださいね。
いやあ、自分じゃひっくり返し方が
わかりません!という方は……
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