vol.686
■覚悟を決めた人をプロという
先日から大騒動になっている
日大のアメフト事件。
昨夜もニュースを観ながら
スッキリしない気持ちと共に
思い出したことがありました。
それは、元・中日ドラゴンズ
落合博満監督。
2007年、その年の
プロ野球日本一を決める
試合でそれは起こりました。
その試合で投げていた中日の
ピッチャーは、誰もがそう簡単には
達成しえない大記録をかけ
マウンドに立っていたのですが
最後の1回、あと3人の打者で
試合終了、大記録達成というところで
落合監督にピッチャー交代を
告げられてしまいます。
落合監督の決断は、あまりにも
情がなさすぎると、当時は
大騒ぎになり、監督は
コテンパンに批判を浴びたのです。
しかし11年後、落合監督の口から
語られた真実はあまりにも
驚くものでした。
何があったのか?
一言でいえば、気持ちを確認する
言葉のコミュニケーション不足で、
選手とコーチのお互いが
誤解をしたまま意思確認が行われ
落合監督はコーチから
「本人が代わりたいと言っている」
(投手本人は本当は投げたかったのに)
と聞かされたため
あえなく投手交代を命じた……という
事実が明らかになったのでした。
ん???
なんだか今回の騒動に似てますね。
「つぶせ」という言葉のニュアンスの
受け取り方にすれ違いがあり……
ルールの範囲内でやるだろうと
思っていた監督・コーチの思惑と
追い込まれ常識を見失った選手が
ルール外で行動してしまった。
お互いの意思がすれ違ったまま
物事が進んだ結果でした。
ただ大きく違ったのは
当時、落合監督がこの事実を
一切語らず、言い訳もせず
すべての批判もバッシングも
その身にすべて背負ったこと。
「オレのせいにしておけばいい」
監督という立場が抱える
「覚悟」の重さと大きさを
思い知らされたできごとでした。
プロはアマチュアの世界とは
背景が異なりますから
そっくりそのまま当てはめるには
無理もあることですが
責任を負う覚悟っていう意味では
同じだと思います。
すべてを受けきる覚悟があるか。
落合博満さんの大きさを
改めて感じたのでした。
この度の日大アメフト部も
大切なお子さんを
預かっている責任感や
ただ勝つことだけではなく
学生スポーツ特有の
教育的側面をも考えた指導。
もろもろも含めた
すべての背景を受け止める
覚悟が、指導者側におざなりに
なっていたのではないのか。
プロって、自分の信じた道を
突き進むものであるけれど
そこには責任や覚悟が伴う世界。
学生相手のアマチュアスポーツでも
指導者としての意識だけは
「プロ」であってほしかったと
前監督、コーチに思いました。
これはスポーツだけじゃなく
世の中にあふれる、あらゆる仕事
すべてに言えることですね。
200人ほどにしか
読まれていない私のブログでも
お仕事として発信する以上は
責任と覚悟をもって取り組もうと
改めて感じる今日この頃です。
さて、あなたはプロですか?
アマチュアですか?
あなたがブログを発信する際、
責任と覚悟を考えたことは
ありますか?
大げさな意味ではなく
発信する情報をちゃんと
プロとしての目線で
間違いなく書いていますか?
読む人に役立つことが
書かれていますか?
自分の売込みばかりに
なってはいませんか?
ささいなことでも、やっぱり
そこを大切にするのが
プロとしてのお仕事ですよ。
「プロとしてブログが書きたい!」
という方へ……お問合せは
↓
↑
毎週月曜 朝8時に配信中!
起業女性のための
やさしい文章レッスン「文章カフェ」
★現在152名の方に読まれてます♪
■こちら「エルソル広告相談所」です!■
あなたの強みを言葉に変えて
成功へ導くブログづくり&集客文章カウンセリング
お問合せはお気軽に♪ 電話でもメールでもどうぞ!
>