vol.679
■あなたをいちばん
理解できるのは他人です
年齢は手に出ます。
手放せないのが
ハンドクリーム。
持ち物で他人から見た
私のイメージって
つくられますからね。
そしてイメージをつくる
ものが、もうひとつ。
「言葉」デスね〜。
仕事柄、活字にするための
言葉選びには
人一倍、敏感です。
特に取材して原稿を書く
という場合、言葉を
どう選ぶかで
伝わるニュアンスも
ご本人の想いも
がらっと変わっちゃうことも。
取材の音声データを
丁寧に拾って文字に
起こしながら
その時の表情や空気を
思い返し
気持ちを表現しているのは
本当にこの表現がベストなのか
もしかすると、本人は
たまたま口から出た言葉を
使っただけで
心の奥の気持ちや想いは
こっちの言葉のほうが
正確に表してないか
などなど・・・
想いを巡らせながら
ひとつずつ言葉を
つむいでゆきます。
こんな風に、大切なことって
自分じゃない方が
時にはよく気がつくモノです。
自分じゃ気づかない
そんな自分のアピールポイント。
取材を受ける機会なんて
人生の中でそうしょっちゅう
あるものじゃありませんが
誰かに教えてもらうことは
いつでもできます。
自分が持っているものの、
どれがアピールになるのか
強みになるのか
未来のお客様は
その中の何を
知りたいのか
あなたのことなのに
一番見えるのは
他人です。
みんなで勉強し合いながら
見つけたり……
ヒアリングで
見つけてもらったり。
どちらにせよ
自分一人で
ああでもない、こうでもないと
思い悩むより
ぜひ他人の声に
耳を傾けましょう。
あなたのことを
いちばんよく理解できるのは
実は他人ですからね。
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