我が家のリビングに飾ってある書「道」です。
これは、知人の書の先生が、お礼にとくださったもの。
大きな展覧会でも入賞されたり、教室でもたくさんの生徒さんを抱えて、毎年のように作品展を開かれたり、ご活躍の先生でした。
とっても女性らしい、やさしく温かいお人柄で、たくさんの方に慕われていらっしゃいました。
ご病気での早逝が悔やまれてなりません。
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昔、大きな賞をお受けになった際、情報紙でインタビューをさせていただきました。
その時のお話の中に、「道」とつくもの(書道・華道・茶道などなど…)に携わることへの想いや、大切にしなければならないこと。
また、お父様の背中を見ながら、自然と後を追ってきた結果が今のご自分でいらっしゃることなどを、丁寧にお話し下さいました。
そんなお話を記事にさせていただき、その時のキーワードになっていたのが「道」だったのです。
拙文をとても喜んで下さり、そのお礼にと書いてくださったのが写真の「道」でした。
折しも先日、参加させて頂いたセミナーでのお話も、やはり「道」に通じるお話で、仕事をする上でも、人生を生き抜くうえでも、人として大切にしたい想いや守り通したいこだわりは、一つに通じるものだなあと実感しました。
今朝、ふと見上げた時に妙に気になった、この書。
何かのメッセージをいただいているのかもしれないと、居住まいを正しました。
私は私が信じる道を進むのみ。
自分の「あり方」を今一度、しっかりとお腹に収め、年末そしてお年始へ進んでまいります。