昨日まで「摂取カロリーと消費カロリー」に着眼点を置いて、お話してきました。
さて、少し見方を変えて運動という点に着目してみます。
私達が経験的に知っていることは、運動をした場合、空腹感は増す(直後を除く)ということです。
先の摂取カロリーと消費カロリーの話に合わせれば、
消費カロリーを増やす(運動を行う)と、
摂取カロリーは増しやすい(過食に走りやすい)
ということになります。
この点を持って、運動のみのダイエットは効率的ではないと結論付けられています。
そうだとするならば、パワープレートはもちろん、他の運動法も意味が無いのでは?と思うかもしれません。
ですが、運動には必要な要素が多くあるのです。
逆に考えてみると
①運動を無くした場合、余剰なエネルギーはどのように発散をしていけば良いのか?
②運動を無くした場合、弱くなってしまった筋力はどのように強くしていけば良いのか?
③運動を無くした場合、リバウンドにどう対処していくのか?
こういった場合を想定すると、ダイエットにおける運動の持つ意味が見えてきます。
運動は
①血液中にある余剰なブドウ糖を筋肉によって消費する手助けになるし
②筋力増強によるロコモティブシンドロームを始めとした生活習慣病予防
③筋力による基礎代謝が期待できるため、太りづらい体作りをサポート
することが出来ます。
更にパワープレートを使用したトレーニングにおいては、成長ホルモンが多量に分泌されること、ミトコンドリアの活動性が増すことによる身体の内部からのアシストといった面があるために、無駄どころかやればやるほどお釣りが来てしまう程です。
理想のダイエットは、身体の健康を崩すことなく身体を絞っていくことです。
目先の数字にとらわれることなく、運動を上手く取り入れたダイエットを行うべきだと思います。