さて、昨日のブログに入浴で組織が緩んでしまうということを少しだけお話ししました。
この内容について少し補足を加えていきます。
現象として見てみると、暖かいといった刺激は、物体を緩めるような働きがあります。
肉体労働で激しく筋肉を使った時などは緊張を取り除くといった効果も期待出来ます。
が、普段の生活の場合に当てはめてみると、一考の余地があるのかと思います。
皮膚レベルで考えてみると、こちらも同じ現象が起こります。
即ち、皮膚の組織と組織の間が緩んでしまうという状態です。
張りのある皮膚にするためにはどうしてもそこに「締める」ような刺激が必要になります。
交代浴などが励行される理由はこういった所からも見出すことが出来ます。
これは組織の現象という面から、見た時のお話です。
ここに東洋医学の考えを盛り込むと
風邪の原因は、外から来るものもあると考えます。これが外邪と言われるもので、侵入口は主に皮膚の表面からと言われます。
入口である表面部分が緩んでいれば、侵入は非常に容易くなります。
入浴後、薄着のまま冷えて体調を崩すといったことは、そのまま当てはまる現象といえます。
東洋医学の視点の特徴として、物事を多面的に捉えるというものがあります。
ある面では良くても、視点を変えて観察すると、あれっ?と思うこともあります。
この時期、必要不可欠になる入浴です。
うまく活用して風邪に強い身体を作っていって下さい。

