昨日、少し成長ホルモンの話題に触れました。
アクティブエイジングを目指す上での必需品とも言える成長ホルモンですが、分泌される刺激が決まっています。
分泌刺激の因子として
・低血糖
・絶食
・運動
・性ホルモン
・タンパク質の摂取
などが挙げられます。
さて、ここを見ると、一見矛盾する点が浮かび上がります。
身体の種々の器官への成長を促すホルモンがなんと絶食、低血糖で分泌されるということです。
近年、ファスティング、断食といった健康法がその効果を認められている背景にはこういった身体の反応が隠れていたのかと考えています。
逆に抑制させるものには
・グルコース
・コルチゾール
といったものが挙げられます。
この2つは言い換えると
「身体に糖が多い状態」を示しています。
グルコースは、その名の通り「糖」を示します。
コルチゾールは、ストレスホルモンとも呼ばれるホルモンですが、また別の働きとして「糖新生」「タンパク異化作用」を持ちます。
つまり、新しく糖を作り出し、タンパク質を分解してしまうという働きです。
こう見ると、パワープレートのトレーニングで意識すべき点が見えてきます。
トレーニングに来られている方には、当日は甘いものを控えるようにお願いしていますが、この成長ホルモンという点に重点をおいているからこそなのです。