義妹とコペンハーゲン大学へ
家族が、今日のお昼の便でデンマークを発った。
仕事だったので見送りには行けなかったが、Air BnBをチェックアウトし、バスとメトロを乗り継いで空港に行き、何のトラブルもなくゲートまで行けたらしい。
正直、自分が日本からデンマークに帰る時よりも、家族がデンマークから日本に帰る方がよっぽどこたえた。
特に、ワーホリで半年間デンマークに滞在していた姪とは、オーフスと離れていたとはいえ、年に1度しか会えなかった時に比べて距離を縮めることができたので、彼女が帰ってしまうのが寂しかった。
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実質的な最終日だった昨日、義妹とコペンハーゲン大学に行ってきた。
来月から研究生として働くことになっている日本人の女の子と話すためである。
実は、半年前、この建物の真ん前で氷の上で滑って転んで大腿骨頸部を骨折したので、それ以来の訪問に感慨に耽った。
しかも、ここに来る前にクリニックに行き、看護師さんと一緒に血液検査を見て、骨粗鬆症の薬の効果を確認したところだった。
私は更年期のせいか、骨を壊す働き(骨吸収)が活発だったため、5月から骨吸収抑制剤を飲んでいるが、幸い服薬でその働きが落ち着いてきた。
もし、ここで骨折しなかったら、骨粗鬆症であることも発覚しなかったわけだし、むしろいいきっかけになったのかもしれない。
広々とした食堂で、3人で話したのだが、楽しかった。
その大学で働くことになっている子は、運動生理学の分野で、運動による筋肉の生理的現象の変化について研究しているそうで、認知症の検査キットを作るスタートアップの会社で働く義妹は、デンマークでなぜか認知症の割合が少ないことに興味を持っており、少ない日数でもデンマークで高齢者を興味津々で観察し、80代のデンマーク人が海で泳いでいるのを見て驚いたそうで、その子にデンマークと日本の生活スタイルの違いについて話を聞くのが楽しいようであった。
私は、来月から無職になるので、できれば、日本とデンマークの共同研究の架け橋ができればと思い、その可能性を探ることを目的にし、興味のオーバーラップを見て好感触を得たが、残念ながら義妹の会社は3年前に大学との関係を絶っているそうで、既存のグラントの対象外であることを早々に認識し、その道が閉ざされるのを感じつつも、話そのものは面白かったし、私は問題に対して考察することがやっぱり好きなんだなーと思った。
また義妹の会社もスタートアップだけに、出資企業にとっての利益や意向に影響され、以前とだいぶ方向性も変わってきているらしい。以前は、大学発の技術をもとにした商品開発をメインにしていたのが、今はだいぶ出資企業の商品開発にフォーカスされるようになったと。なので、私が考えていた、アカデミックなプロジェクトにそもそも興味持たれないかもしれず。
しかし私もこの3ヶ月間スタートアップの会社で働き、なんだったら、スポンサーの意向でプロジェクトも止まり、契約は継続されないことになったので、こういう方向性の変更については理解することもできた。
とはいえ、義妹は日本人の健康寿命と寿命のギャップの長さを問題視していて、その会社を通してその問題に取り組みたいと考えているようなので、それについては引き続き応援したいと思っている。

