Den Sidste Slæderejse 観劇 | いまのしゅんかん

Den Sidste Slæderejse 観劇

 

昨日、演劇を観に行ってきた。

「Den Sidste Slæderejse」という、デンマーク人探検家Knud Rasmussenの、グリーンランド人猟師妻Arnarulunnguaqを伴っての5回目の北極圏探検ツアーをモチーフにした話で、予習なしでの観劇はなかなか難易度が高いながらも、新しい発見をしてレガシーとして残そうとするKnudと、スピリチュアルに生き自然にそのまま対峙しようとするArnarulunnguaqの、デンマークとグリーンランドの価値観の違いやチグハグさは十分に伝わる劇だった。

 

https://en.wikipedia.org/wiki/Arnarulunnguaq

 

Knudはともかく、Arnarulunnguaqは文献にはほとんど名前を残してなくあまり知られてなかったが、最近になって脚光を浴びてきたという。

 

冒頭で、Arnarulunnguaqが2度生まれた、というセリフがあり、一度母親に首を締められて殺さそうになったことを、舞台で再現して見せながら、その体験について、「一度死に、再度生まれた」と言うのである。

そして、Knudが、いいことだけをまとめて本にしていることを「そんなの嘘っぱちだ!!」と鼻で笑いながら、実際の体験にはいいことも悪いこともあるのだ、ときっぱり言い放つのである。

そのwikiによると、食糧が足らず口減らしのために母親に殺されそうになったが兄弟が泣いたので命拾いをし、彼女はその体験を2度目の誕生と言っていたらしい。

 

彼曰く、Arnarulunnguaqは、私に似ていると。

確かに私も2度生まれているしね。(そこじゃない。。半分ガチだけど。)

見た目だけでなく、芯の強さを伺わせる雰囲気が似ているという。

 

 

今年になってグリーランド危機でストレスになっていたけど、それだけにこの劇に興味を持ち観に行ったけど、ますますグリーンランドに対する興味は深まった。

 

このプロジェクトが始まるときに、グリーンランド人女優Nukaka Coster Waldauはまずグリーンランドに関する講義をしたそうである。

危機が起きる前は価値観や文化の違いで、デンマークとグリーンランドとの関係はかなり微妙だったけど、これを機にまたグリーンランドについて理解が深まればいいなと思う。

 

パンフレットから