
反知性主義とは
予定のない週末だったが、明日からスウェーデンに出張で、木曜日の深夜に帰ってきて、金曜日にドイツからクリスチャン仲間を招待することになっているので、色々とやることのある週末だった。
出張準備とか、買い物とか、ゴミ捨てとか、掃除とか。
また、食べごろの葡萄が大量にあり、毎日2房ずつ食べていたが全然減らず、しかもかなり熟してきちゃっていたので、今日、葡萄を処分することに。
これだけ収穫しても、まだ半分以上残っているという。。。
実を房から取りながら、洗って、実についている虫などを除去。小さなカタツムリが大量に出てきた。。
ペクチン入りの砂糖を大量に投入して煮て、濾してジュレに。
冷蔵庫に入る容器がなく、ショッピングセンターに探しに。
無事に見つかって、熱湯消毒した後にジュレを流して冷蔵庫に冷蔵保管。
昨日は、リビングの電球が切れそうになったので、家にあった電球を入れたら、スイッチを切っても照明がきれなくなってしまい、彼が調べたところ、どうも、リビングの照明スイッチは明るさの強弱を調整できるdiming型で、家にはdimingには使えない電球であることがわかり、IKEAに買いに行くことに。
はぁ、、、電球にも色々種類があったのね、、、
前のアパートには、dimingスイッチはなかったので、こんなことも知らなかった。
しかし、IKEAで買った電球も、スイッチを切っても微かな明かりがあって完全に切れないことが判明。
それで彼は昨日の夜中、ずーっと調べていたらしい。
なんでも、今のLEDランプはほんの少しの電流でも明かりがついてしまうこともあり、特にdimingだとオフ状態でも微小電流が流れているため、完全に切れないだろうとのこと。
でももっといい電球であれば、微小電流ではつかないようにしているはずだから、ちゃんとしたブランドの電球を買ってみようと、今日電器屋でフィリップの電球を買い、早速装着してみたらきちんとオフできた。
彼はこれで、ものすごく勉強したらしい。
私も調べてみた。
なるほど、、、オンオフの割合を変えることで明かりの強弱をコントロールするのか、、、
もしかしたら、100%も0%もできなくて、明るい分にはいいけど、完全に暗くすることはできないのかもしれない。。
(後でもっと勉強してみよう。。)
一軒家って、色々あって楽しい。
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モルモン教の本山、ユタ州で起きたチャーリーカークの暗殺を機に、彼と、「反知性主義」について話した。
チャーリーカークは、大学の権威に否定的な、反知性主義のインフルエンサーだったからである。
wikiで見たら、そもそもキリスト教が反知性主義の思想を持った宗教であると書かれており、聖書原理主義を唱えているチャーリーカークが反知性主義だったのも、さもありなんである。
聖書の会で、イエスがアカデミアのファリサイ派と社会の底辺にいる徴税人を比較し、へり下る徴税人を義としたのだった。
まさに反知性主義を表すエピソードと言える。
ただまぁ、この徴税人とチャーリーカークを同列にはできないが。人を断罪しまくっていたと聞いているので、むしろ態度はファリサイ人に近かったのでは、と思う。
反知性主義というと、文化大革命や、ポルポトによるカンボジア大虐殺がまず思い浮かぶので、そもそもキリスト教が起源である発想もなかった。言われてみて、納得はしたが。
私は、クリスチャンだけど、やっぱり今の反知性主義の潮流は怖いな、と思う。
特に、トランプのハーバード大学への攻撃があったときは。
中国やカンボジアでのインテリの抹殺の歴史からの恐怖ではなく、今の「知性」に対するリスペクトのなさへの嘆きというか。
実際に、日本では、私が学生だった時よりも、勉強に対しガツガツすることも無くなってきて、SNSや投資などでもっと簡単にお金儲けできればいいという風潮もあるらしい。
チャーリーカークは、短大に一学期だけ行って中退したが、組織を立ち上げてYoutubeでバズり、あっという間に大富豪となった。若者の羨望の的になってもおかしくない。
また、最近、デンマークに移住したいという若者の声をたまに聞くようになったが、自分を成長させるための具体的な目標ではなく、better lifeのためにというのが匂ってくるのが寂しいなと思う。
例外的に、コペンハーゲン大学に留学していてできればPhDをやりたいという24歳の女の子は、元々やりたい研究があって、念願の研究室に入って楽しくてもっと続けたいと言ってたので本気で応援したくなったが。
しかし今は、別に必死になって勉強しなくても簡単に情報が入手できる時代になったから、学んだ気になって、勉強するのも馬鹿らしい価値観になってきたのか、、、
もう少し考察してみたい。




