一週間が終わって | いまのしゅんかん

一週間が終わって

転職先での一週間が終わった。。。。
7時出勤なのと、弁当持参で5時半起床になり生活が一変し、今も慣れてきたわけではないし、最初だからプラクティカルなことでトラブルがあるけど、(昨日もオフィス側玄関で一番乗りだったので与えられた暗証番号でセキュリティ解除しようとしたら登録されてなかったのか全然認証されずにけたたましいサイレンが鳴りまくって焦った。。。)、一応少しずつ私のタスクができてきた。
 
火曜日、ラボを見てたら、発見。
 
これは、私がPh.D.の時にプロジェクトのお金で購入した吸光光度計で、10年以上前に、会社と大学共同で新しい吸光光度計を買った時に、転職先に会社に譲った装置なのである。

 

「動物のお医者さん」の菱沼さんも使ってた吸光光度計。

 
私が修士の時に、他の研究室にあった吸光光度計を借りてある測定をしたら面白い結果が出て、アメリカの学術誌に投稿してアクセプトされてパブリッシュもされたのだが、ずっと一緒に仕事してきた同僚もその少し前に吸光光度計に興味を持ってて、なんと自作し、それが修士論文になっている。なので、私の論文が彼の博士論文にも引用されている。
 
30年近く前にパブリッシュされた論文。

 

それもあって同僚も私も吸光光度計に興味があり、私のPh.D.プロジェクトで吸光高度計を買うよう、指導教官でもあった同僚が購入のアレンジをしてくれたのである。
 
思い出深い装置なので、意味もなくスイッチを入れ、動くかどうかチェックした。
そしたら、翌日、会社の人に吸光光度計に触った?と聞かれたので、私の装置だったから好奇心で触ったけど、今は使ってるの?と聞くと、少しだけいた実験助手の子に薬品こぼされて壊されたので、新しい装置を買うことになっていると言われ、すぐさま次期社長に私はエキスパートだから関わらせてくれと頼み込み、見積もりを見させてもらって購入をお願いしている。
あると有用であることを示すべく、ある測定をしようと計画し、サンプル液だけ大学にもって行ったら、新入社員の男の子が吸光光度計で仕事していて、話をしたら私のタスクを引き継ぐことに興味を持っているというので、じゃあミーティングしようとその同僚にメールを書いたがどうなるか。
 
**********
 
私は知らないけど、向こうは私のことを知っているのか、大学のポスドクから、LinkedIn経由で、CV添付で、「アカデミアから産業界への転身を考えていて、私が辞める会社でポジションがあったら紹介して欲しい」とメッセージが来て、機械学習系の研究をしているが40歳くらいであるはずなのに、博士号を取った後は3カ国をポスドクとして渡り歩いていて、民間企業での経験はなく、研究者ではなくエンジニアが欲しい会社としては合わないプロフィールと思いつつ、
「この会社では、営業活動もしなければならないので、それでも興味を持つかわかりませんが、、、まさに私も自分の専門性を生かせるプロジェクトがパイプラインにないため、辞めることにしたので、、、それでも会社のサイトからCVを送ることもできるのでよかったらそちらを使ってください。」
と返事すると、
「あなたと繋げれて嬉しいです。もちろん、サイトからCVを送ろうと思います。でも、あなたの転職先でも就職できるかの可能性を模索したいです。」
と返事が来たので、かなりイラッとして、
「残念ながら、転職先の会社は小さな会社なので、これ以上研究者を雇う余地はありません。私が辞める会社も転職先も小さな会社で、営業や経済的なことなどもやらなければならず、研究だけに専念できる大企業の方がいいのではないですか。大企業で働く人と繋がった方がいいと思いますよ。」
と返事した。
 
我が家の彼には、LinkedInでそういう類のメッセージなんてありがちで、別に無視したっていいのにと言われたが、ムキになって返事をしたのは、私だって失職を恐れ、去年から色々動いて模索してきた身だから、LinkedInでちょっと繋がっただけでジョブハントできるという甘い考えが煤けて見える態度に物申したい気になったのかもしれない。
せめて、もっと会社のことを理解し、それにフィットするプロフィールであることをアピールしてほしかった。。
 
それに、私だって転職先で給料が上がったわけではないのにそれでも解雇を恐れているのは、直近4年間で私のポジションにいた人は不在だったが、それで会社が回っていたというか、なんだったら最近はかつてない利益をあげているくらいなので、正直私のポジションってそんなに必要?ってなもので、私がいることのメリットを示さなければ切られる可能性は高いと思っているのである。
 
でも、アカデミアって、一度ポストにつけば、有期限であろうと無期限であろうと人件費はあらかじめ確保されていて、あまり結果が問われないから、仕事というのは自分で獲得するものではなく、上から与えられるものというマインドセットになるのかな、、
民間では、その人のサラリーはその人次第であって、バッサリ解雇されることもあるので。。
だけど、その人の書き方が、なんとなく民間の方が恒常的に働けそうだから転向したいみたいな意図に見えてイラッとしたのかもしれない。
 
とりあえず、明日からイースター休暇で、私たちはノルウェーに行くので、引越しと転職疲れをリフレッシュさせようと思う。