二度と戻らない世界
今朝の会社の全体ミーティングで、社長からいきなり重いことを言われた。
昨日、産業協会のセミナーに行き、ある人のトークで、残念ながら、去年まで信じていた、経済が発展し続けていく世界観はもう存在しないとのこと。
これからはセキュリティを重視する時代になり、今までのように消費しまくるような時代にはなくなっていくという。
薄々思ってはいたけど。。。
結局、私たちの消費行動を変えないと、いつまで経っても戦争は終わらないし、安心できる世の中にはならない。
いや、安心できることなんてもう二度と来ないのかもしれないが。
いずれにしても、安いからといって買い続ける行動を改めなければ、結局自分たちの首を締めていくことになるという。。。
デンマークは、今も経済状況は良く、国の財政も4年連続で黒字つづき。
まぁ、痩せ薬でヒットしているノボの功績も大きいし、これでコケたらデンマークの経済にも影響するだろうが。
日本では、私の願望通り、少数政権になる見通しになったが、中道政党に徹するとされる国民民主党の自民党と取引として、所得税控除の上限をあげ、労働者の減税を図るという。
デンマークも、所得税の減税を続けているが、それはより労働するインセンティブを与えるための政策であり、国家財政が黒字なのに、失業手当の受給を厳しくし、学生のSU(お小遣い)の受給期間を短くし早く教育を終えることを促すなど、とにかく労働しろというプレッシャーが増し続けている。
首相は、「外国人女性がより労働マーケットに入っていくことを促していきたい。」と強調するほど。
それに対し、日本はあくまでも労働者の手取りを増やしたい、ということが目的であるらしい。
800万円の年収でも、22万円の減税があるくらい。それが、本当に負担が軽減する感覚を得るかどうかは疑問。
私は、日本の政策で甘いな、と思うのは、とにかく何かを変えることの目的が弱いし、というか、国民に説得する力に弱い感じがする。
デンマークでは、毎年新年にある首相声明では、かなり厳しめのことを言われ、サービスが手薄になるのも仕方がないことと受け止められるし、何よりも自分自身の社会へのコミットメントを求められているように感じる。
MitIDへの変更も最初はかなり混乱させたけど、意外に皆受け入れている感じ。彼も師匠もMitIDをなくして、えらく大変な思いをしたけど、受け入れて再発行手続きをした。
日本でマイナンバーカードがなかなか浸透しないのも不思議。
医療者曰く、やはりマイナンバーカード保険証の方が病院としても助かるようである。
実は、彼のGoogleアカウントがブロックされるトラブルがあった。あまりにもジェネラルな名前のアカウントだったので、誰かにハックされ、不法コンテンツが検知されてブロックされたのかもしれない。
長年使っていたので、ものすごくショックだったし、犯罪者に悪用されたのではと気が気ではなかったらしい。
しかしそんな中でも、デンマークではMitIDというデジタル認証でしか、銀行や税務局、年金基金、電子郵便など重要なアカウントにはアクセスできないようになっているので、改めてデンマークのセキュリティの高さに守られていてよかったね、、と安堵しているところもあり。
やっぱり今時、物理的なカードやパスワードを使うのは簡単に突破されそうで怖い。
こんな時代だし、もう以前の感覚ではいられないのだな、と認識し、変化を受け入れるしかないと思う。