野次馬見学 | いまのしゅんかん

野次馬見学

今週から彼は新社屋に移った。
彼が入社した5年前に社員が激増し、すぐにキャパオーバーし、2年前に彼のグループは、新社屋建設予定地のサイエンスパークの中にあるレンタルオフィに引っ越したのだった。
うちの会社も以前は同じ法人のレンタルオフィスをかりてて、彼の会社と同じ敷地にあるオフィスへの引っ越しもオファーされ見学に行ったが、実験室から遠すぎて断ったのである。
 
暫定オフィスで、当初は半年か一年くらいで新社屋ができるはずが、完成予定がのびにのび、去年のクリスマスランチは新社屋でやるはずができなくてクリスマスランチそのものがキャンセルになり、ランチの契約は先々月にきれ、レンタルオフィスの契約も先月で終了してしまったため先週は強制リモートだった。
 
ただでさえレンタルオフィスのランチはケータリングだったので侘しかったが、契約が切れて別棟での食事も肩身が狭い思いをさせられたらしい。
なので新社屋でのランチは最初こそ混乱はあったが、キッチンできちんと調理されたものが出てきて素晴らしいと。
 
今日勤務後に、新社屋に覗きに行ってみた。
 

 

入り口のドアはベニア板だったし、地上階の吹き抜けのところがまだ床ができてなくてカオスだったが、これでもこの1週間でだいぶ進捗し荷物は激減したとのこと。

それに食堂も外のテラス席もおしゃれで、羨ましくなった。

うちの会社は、レンタルオフィスで他社との共同食堂でご飯は美味しいけど、いかにもな社員食堂で地味なので。

 

 

今日は彼は新しいプロジェクトのデモンストレーションを見せたらしい。

そのため夜中の3時まで仕事していたようである。

彼は彼で危機感を持っていて、それだけの報酬をもらっているだけの価値を示すために他の人ができないことを頑張ってやっている。

この会社で、彼の価値が生かされて何よりである。