サイエンスイベント 紐理論
昨日娘は日本に5週間のバケーションに発った。
フィンエアのポイントでラウンジを買ったらしく、ヘルシンキ空港ではラグジュアリーな思いができたらしい。
コペンハーゲン空港のラウンジなんて、近年どんどんクオリティが下がっているが。。
私はまとまった休暇はないが、昨日やっとサンプルを渡すことができた。
もう最後のプロセスも終わったようで、あとは測定だけ。。
最近、そのことがかなり比重を占め、他の仕事もできないくらいだったので、やっと区切りがつきホッとしている。
昨日は、クリスチュアニアにサイエンスイベントに参加した。
私は久しぶり、彼は初めて、でもかなり様変わりしていて驚いた。プッシャーストリートには警察官が二人いた。
いい感じの会場
カクテルバーがなんちゃってラボみたいな仕様になっていてオリジナルカクテルのみで面白い。確かにカクテルは化学実験に似てる。一つ目は、ラム、ダークシロップ、ジンジャー、ライムで、二つ目はウォッカにパッションフルーツで、いずれも美味しかった。
まずはジャズ演奏
そして、日本人研究者、大栗博司先生が登壇。アメリカ在住だそうで、ノリや話し方がTed Talkに似ていた。
実は、私が20代後半の時、脚光を浴びていた「ヒモ理論」に興味を持ち、本も買ったりしていたのだった。
物質を構成する元素の原子核にある微粒子が、粒子だとビッグバン直前の状況(高温高密度)を説明できないため、微粒子も実は波動で成り立っている、という仮説である。どうも25年前くらいにブレイクスルーが起きて話題になったようである。
当時もわかってなかったけど、今もわからない。。そもそもなぜビッグバンの仮説ができたのかも詳細はわからず。
それに9次元というのがまるでイメージできず。。彼曰く、9次元によって初めて数学的に辻褄が合うからそうなだけで、可視化できるわけではないと。
それにユニバースの大半が未解明で、75%がダークエネルギーだそうだが、なぜ75%というのがわかるのかね?と彼と話し。
わからないことが多かったけど、楽しいイベントだった。