野球生観戦
学会初日であまりにもがっかりしたので、でもせっかくだし、、、と試しにマリナーズのチケットのサイトをチェックしたら、なんとわたしが滞在する1週間、毎日ホームで試合があることを知り、雰囲気を味わうだけでもいいやと、マリナーズ対ホワイトソックス戦の安いチケットを購入した。
そう、わたしはアメリカに多分10回近く来たことがあるけど、一度もスポーツの生観戦をしたことがない。
ニューヨークに行ったときに直前にバスケットボールのチケットをチェックしたけど、試合はあったけどチケットは一人500ドルとかでとても手が出なくて買えなかった。早くチェックしてれば安いチケットもあったかもだが。
それなのに野球は空席もたくさんあり、40ドルとかでも買える。
滞在しているタイミングで観戦できる機会もあまりないかもだから、行ってみようと買ってみたのだった。
アメリカでも、わたしがもっているチケットマスターのアカウントで簡単に購入でき、アプリがなくても電子チケットを入手できそのままスマホのウォレットに入れられて便利だった。
（ちなみに、学会は、やはり初日だから閑散としていただけで、二日目の昨日はそれなりに面白くて、わたしのプロジェクトに関係するプレゼンもあり、いろいろ勉強になってよかったのだけど）
会場をじっくり見てみたいと思い、1時間くらい前にスタジアムに着いたが、なんとバッグは透明ではないとスタジアム内に持ち込めないという。
価値のあるものは入ってなかったけど、捨てるのは嫌だったので、どうしたらいいか聞いたら、そのあたりにコインロッカーがあるから行ってみてと言われ行ってみると、そういうサービスのスタンドがたくさんあり、透明の袋も売っていたので預けるのをやめてバッグを買って中身をいれかえスタジアムに入った。
周りをみると、確かにみなバッグをまったくもってない。。
試合のあと食べに行くのが面倒だと思ったので、中のスタンドで食べ物を買ったが、思ったよりも巨大な揚げ物の山がきて、食べる前から胸焼けがし、半分も食べられずにギブアップした。
こういうとき、日本のスタンドが恋しい。。わたしは焼きそばとかたこ焼きとか食べたい。まぁ日本の野球場でも売ってるのはポテトとかかもしれないけど。
彼が野球の仕事をしているので、今の野球事情は色々話を聞いていたけど、わたしの野球観戦はものすごく久しぶり。
15年近く前に神宮球場に観戦に行った以来。それも娘がすぐ退屈して半分も観ずに出てしまったのだが。
今はあまり打撃戦にならないと聞いていたが、初回からホワイトソックスにヒットが出て、二回表にはなんとノーアウト満塁という局面になり、結局一点入れられ、裏には相手のエラーにも助けられて一点取り返すなど動きの多い試合で飽きない試合展開だった。
気になったのが、打率が3割を超える選手が一人もいないことと、1球ごとに18秒、打者交代で30秒と時間制限があることだった。
彼曰く、今は投手の技術があがって統計的にも三振の数が激増しているとのこと。また、時間制限は大リーグは昨シーズンに導入されたばかりだという。
確かに20年前と比較しても二倍以上？
わたしが最初の夫に拉致られて頻繁に観に行っていたときは、三割打者なんて一チームに2ー3人はいたような記憶がある。4番打者を集めたときの巨人はもっと？
今は打者のスキルがボトルネックになっているのだったら、大谷が投手ではなく、打者に専念することを求められるのもわかる気がする。
あと、わたしは全然大リーグの知識がなくて、30チームあることも、リーグの中でさらに地区が分かれていることも、だけど地区を越えての交流戦があることもまったく知らなかった。
ホワイトソックスはシカゴだから、何気に長旅だし時差もある。
それに、大谷は同じロサンゼルスでもエンジェルスからドジャースに移籍したから、リーグが変わったのか。。
結局3回表でホームランが連続で打たれ、裏で一点返したけど、6回表でまた窮地に陥り投手交代、裏でもたかだか四球で投手交代し、寒いのと時差ぼけで眠いのと、混んでいるロギスティックに巻き込まれたくないという理由で、6回が終わり2-3でマリナーズビハインドの状況で球場をあとにした。
帰る途中、よく見えるところでしばらく観たけど、風が通り抜けてすごく寒かったのですぐ撤収。
おおーー51番、、