Banksy展 正体不明ストリートアーティスト
友達に誘われていて、マルメまでBanksy展に行ってきた。
私は知らなくて、前日に彼に言ったら、彼は以前から興味持っていて、是非観に行きたいと言ってきたのである。
友達の場合は、4年くらい前にアムステルダムに行ったとき、たまたま通りがかった小さな美術館に入ったらBanksy展をやっていて、とても衝撃を受け、マルメで展示をやると知って、わざわざ私に声をかけてくれたという。
ありがたい、、、知らなかったけど、私はこういう展示が好きである。
なんでも、本名も顔も一切公表していない超有名なストリートアーティストで、社会問題や人間に対する皮肉をテーマにした内容が多く、注目されるようになったらしい。
アートそのものも好きだけど、メッセージ性が含んでいるものにより興味がある。
イスラエルにも何度も行ったらしく、、、
ガザ地区の壁アート
ベツレヘムとかでもストリートアートを残したらしい。
私が参加したイスラエル旅行は、完全にユダヤ人目線でのツアーで、メインガイドは日本人だったけど、ガザ地区のことはパレスチア人によるプロパガンダと言ってるヤバい人だったなーと改めて思い出してみたり。案の定ベツレヘムには訪問せず。
どきっとするような絵。
親のエゴがよくわかるなーと。
子供は、親の人生を充実させるための存在にしてはいけないけど、そうしちゃうのが親の悲しい性。
昨日、彼にBanksyのオークション事件について聞いたのだが、偶然今朝DRのサイトにその記事が掲載されていた。
なんでも、Banksyはオークションにかけていた絵「少女と風船」の額縁にシュレッダーを仕掛けていて、落札と同時に左のようになってしまったらしい。しかし、テストでは全てシュレッダーできていたのに、本番では途中で止まってしまい、「愛はゴミ箱にある」という新しいタイトルで改めてオークションにかけられ、シュレッダーにかけられる前は1,8億円だったのに、その18倍の値段32億円で落札されたそうである。
クリスチャンなのに、こういう絵も好きかも。。。
コロナ禍でも面白いアクティビティをやっていたそうだ。
地下鉄の車両の中のストリートアート。この飛沫が。。。
そうだよね、、、ヒーローはナースに変わったね。。。
自宅のトイレ。奥様は、Banksyにリモートワークして欲しくなかったらしいw
また、これも昨日彼に聞いたのだが、去年ウクライナにも行ったという。
廃墟でBanksyが描いた作品は、ウクライナはきちんと残したそうだ。
正しいことをしているつもりでも実際にはエゴがある人間の矛盾をうまく表現していて、身につまされながらも色々考えさせられていい展示だなーと思った。
そもそも、ストリートアートの刹那性が芸術なのに、写真を撮りまくって「保存したい」欲があるし、、、w
内容がありすぎて、全部観るのにものすごく時間がかかった。
声をかけてくれた友達に感謝したい。