日本酒イベント | いまのしゅんかん

日本酒イベント

 
日本酒イベントに行ってきた。
ある日本好きのデンマーク人が倉庫だった建物を日本風の内装に変え、道場も作って空手と太鼓クラスを主催している。
日本で日本酒ソムリエも取得したらしく、そこで定期的に日本酒イベントが行われており、私も一度だけ参加したことがある。
そして友達の旦那さんが40歳の誕生日会にその会場を借り、私も着物を来て参加したので、多分来たことがあるのは2度だけ。
その内装が素晴らしかったし、4月に居酒屋レストランで日本酒に興味を持ったので、彼と一緒に行くのも楽しいかと思い、チケットを購入したのだった。

 

 
 
以前参加した時は、常に人の出入りがあり、チケット制で決まった数の試飲ができ、飲み終わったら帰る、という感じだったけど、今回はまとまった額(275kr)を払い、11時くらいまで、いろんな酒を振る舞ってくれたのだった。
いきなり久保田で大吟醸酒からスタート?と思ったけど、帰ってから酒漫画を読んでみたら、大吟醸で始まり、純米酒、本醸造酒の順で飲むのは普通らしい。後の方に、山廃とか黒米から作った古米酒など変わり種も出てきた。
でも、全体的に飲みやすいお酒が多かった。山廃でさえ意外に酸っぱ味とかなく。
 
最初は二人で飲んでいたけど、途中から隣に座ったカップルと意気投合した。
ニュージーランド人の彼と日系ブラジル人の彼女で、なんと彼女はデンマーク工科大学でポスドクをしているという。しかも発酵の研究だと。。。私がまさに今興味を持っている。。
両親が日本からブラジルに移住し、彼女はブラジルで生まれ育ち、日本国籍は有していないが、サンパウロには日本食材が豊富にあり、日本食で育ったらしい。ただ、日本語は理解するが、話せないとか。娘にそっくりかも。
彼の方は、旅行会社に勤めていて、頻繁に世界中を飛び回っているが、仕事で日本に何度か行くうちに日本に嵌っていったらしい。特に日本食が好きだという。
 
なので、お互いに料理や食にまつわるアクティビティの話で盛り上がった。
私も、今までいろんなものを作ってきて、ラーメンとか自ら開発したけど、コロナ禍になってからは、もちアイスや練り切りの実験をし、納豆作りも始め、最近は毎週のように作っている。発酵研究者の彼女に、質問攻めに。
あと、去年行った牡蠣とりの話にも食いついてきたけど、なんと彼らは釣りを始め、サバを釣り、しめ鯖を自作したとか。コペンハーゲンで鯖を釣れるのかという驚き。。。
 
というか、日本酒にはやはり肴が欲しい。。。。
出された生牡蠣も美味しかったけど、日本酒を飲みながら、無性に日本の居酒屋が恋しくなった。
朝作った青椒肉絲をたらふく食べてから参戦したはずなのに、飲んでいくうちに肴も欲しくなるという。。。
家に帰って、夜中なのにお茶漬けを食べてしまった。
 
楽しい夜だった。。。
いつか、彼らを招待して日本食を振る舞うのも楽しいかもしれない。。。