ブックフォーラム
金土日とブックフォーラムに行ってきたが、楽しかった。。
もともと本屋が大好きで、島根に移ってしまってからも、東京や大阪に行くたびに巨大本屋に行っていたが、今でも一時帰国するときには必ず八重洲ブックセンターに行くほど。彼と神保町に行ったのも楽しかった。。
しかしデンマークの本屋は品数が少ないのであまり楽しい場所ではなく、滅多に行かないけど(まぁ調べたいものがあるときは図書館に行くけど。。)、ブックフォーラムは本にあふれためくるめくな世界な上、いろんな分野での有名人の話を目の前で聴くことができる、わたしにとって最強のアミューズメントパークなのである。
ただ、この週末は、地元駅を通る近郊電車が走ってなかったため、思ったよりも行くのに時間かかってしまい、聞きたかったかつてアルコール依存症だった俳優さんと、5月に取材をしたハンドボール選手の講演は聞き逃してしまったが。。
無酸素でエベレスト登頂したJakob Urth。
もともとみにいくつもりはなかったけど、プログラムでみつけて急遽行くことに。彼がとても興味もっていて、しかもお金があったら登りたいと言っていたので、じゃあ成功者の話をきいてみるかと。でも、すごく面白かった。今回聞いた中で一番面白かった。
12歳のときに冷凍庫に閉じ込められて、寒さと、脱気で中から開けられない恐怖を味わったが、逆にその体験がその究極のシチュエーションをまた味わいたいというモチベーションにつながったという。ずっと南極や北極に行きたいという夢をもち、モンブランへはろくに準備もしないで登ったという。
エベレストは、もちろん知り合ったひとが滑落で亡くなったり、前日に会ったひとが次の日には死んだりとショックな出来事にも遭遇したし、自分自身死に対する恐怖も味わったが、その中でとことん自分自身に集中することがいいという。そして、身近なひとに反対されたりして、去っていた恋人や友達もたくさんいたとか。
面白かったので本を購入。サインを書いてもらうときに、写真をみながら「K2にものぼられたんですね。エベレストよりもむしろ難易度が高いと聞いたんですけど。」と話しかけたら、「実は頂上までは登ってないんだよね。。でも二年後に再挑戦するから。」とのこと。わたしがK2のことを知ったのは、クールマイユールで登山博物館に入ったとき、K2の写真をみて、彼にその話を聞いたからである。ちなみに、エベレスト登山の予算を聞いたら、彼の場合は800万円かかったという。
社会民主党の国会議員Dan Jørgensen。社会民主党で初めて政権をとったStauningの話をするということで聴きにいった。あの世界大恐慌のときに、ドイツやイタリア、スペインみたいにファシストでもなく、かといって共産主義でもなく、社会民主党が政権をとったのは、デンマークにとって大きな意味があったという。まぁ確かに、今も比較的「大きな政府」であるのは、社会民主党が力をもっていたことは間違いないし、「幸せな国」の社会システムの形成に大きな寄与があったであろう。
ノルウェーの人気ドラマ「Skam」に出ていた女優Ulrikke Falch。フェミニズムについての話っぽかったが、ノルウェー語まったく理解できなかった。。
自転車選手のChris Anker Sørensen。どうも、11歳上のお兄さんも自転車選手だったらしい。ツールドフランスには5回出ていて、わたしはSaxo Bankで健闘したことを今でも覚えているけど、自転車での一番の思い出はギロでステージ優勝したことで、人生での大きな出来事はオリンピックに出たことらしい。5月に取材した(元)ハンドボール選手3人全員が、オリンピックは特別だと言っていたが、やはりアスリートにとっては印象的なイベントなのかもしれない。
デンマークの自転車レジェンド、Rolf Sørensen。ツールドフランスにも8度出ていて、最高位は総合19位、今でもコメンテーター。今は確かに新しいツールが入っているけど、意外に練習内容は変わってないという。
牧師Sørine Gotfredenと、元大臣Bertel Haarder。ラジオで共演したことがあるらしい。メディアの前で激怒したのをみたことあるし、わたしにとってはハイテンパーなイメージがあるけど、結構敬虔なクリスチャンとか。クリティカルなひとで、Sørineに、「本当に愛そうとしたか、確信をもっているか。」と質問をしたらしい。Sørineは牧師だけあって、その質問をうわべだけでこたえたいと思わず、「確信はもっていない。」とこたえたそうである。
元プリンセス・Alexandra。うーーん、、、デンマーク語はまぁまぁだけど、内容が、、、うすい。。
なんかの理事とかはやっていたかもしれないけど、仕事らしい仕事もしていないし、なんせ離婚したときに高額な一軒家をもらった上、年額5000万円だかもらっていて、まぁ下の子供が18歳になる2年後にはそれもなくなるけど、一軒家を売ってかなりの財産を得たはずだし、経済的に安泰なせいか、なんかもまれていない感じ。
今後何をやりたいのか質問されても、何か新しいことをやりたいと言っていたけど、それはなんだよ、みたいな。。
とりあえず、デンマークがなぜ幸せな国なのか自分なりに答えを得るべく、デンマーク中をまわったりしたみたいだけど、、まぁ人脈はあるし、今でもどこにいっても歓迎されるだろうから、いろんな経験はさせてもらうのだろうけど、それだけにたぶんいつも受け身なんじゃないかな、、と。
仕事だって、やりたいと思えば、人脈はあるんだから、なんだってできるはず。それなのにいまだ何をやったというのを聞かないのは、具体的なビジョンもないんだろうな、と。
前回は1冊しか買わなかったけど、今回は4冊お買い上げ。
写真にはのせていないけど、ただ休憩したくてみた「Pseudoarbejde」の対談が面白かったので急遽購入。
今、テクノロジーの発達で、労働時間をもっと減らせるはずなのに、減らせてないのはなぜ??何も生み出してないのに、なんで忙しいの?という内容の本なのだが、わたしもずっと同じことを思っていたのである。
特に日本の仕事は半分以下に減らせると思う。でも、9時~16時のデンマークでもさらに減らせると言っているのはすごい。でもそうだよな、、、仕事、、無理矢理作っている感あるな。。人間相手の仕事は減らせないけど、例えば大工は今めちゃくちゃ需要あると思う。というか、わたしも大工になりたい、とちらっと思ったこともある。で、うちのアパートの屋根をなおしたい。、、と思うほど、なかなか大工がつかまらないんだけど。。








