クリスマスクッキー製作
いつものことだが、11月はクリスマスの準備で忙しい。
唯一娘と都合の合う水曜日には、アドベンツギフトを買うためにショッピングモールへ。しかしひとつしか見つからず、ブラックフライデーに自分で購入してもらうことに。
また、離婚して引っ越してから、ずっと枯れ木のデコレーションで誤魔化していたが、娘がやはりクリスマスツリーが欲しいと。。でも、生木はあまり長いこと置けないし、最後のほうは葉が落ちて汚れるし、そもそもどのように廃棄すればいいかもわからなくて面倒くさいと、買うことを躊躇していたのだった。
でも、IKEAでいい感じの人工ツリーが売っているのをみて、これだったらいいかも、、と買うことにしたのだった。
オーナメントは離婚したときにすべておいてきて、新たに気に入ったものを買ったものの、単価はなかなかしたとはいえ、数としては全然少ない。。しかし、それも今後少しずつ集めていくのも楽しいかも、、と思った。ちなみに、今まで買った中で、ベルリンとハンブルグのクリスマスマーケットで買った、いずれもガラス製のとてもアートちっくな球がある。クリスマスだけなのはもったいないので、常に窓際に置いているが、オーナメントとしてももちろん映える。
こういうふうに気に入ったものに出会ったら買う、というのでもいいかな、、と。
人工とはいえ、クリスマスツリーがあるのは心和むものである。
あと、離婚してから初めて、デンマークのクリスマスの定番であるブラウンクッキーの製作を試みることにした。
元夫の作るブラウンクッキーは絶品で、それ以上のものを食べたことがないだけに、自分で作ったことがなく、離婚したときに、そのレシピを聞かなかったことをひどく後悔したほどであったが、やっぱりあのクッキーをまた食べてみたく、挑戦してみようと。
去年、友達のクッキー作りをちょびっとだけ手伝ったけど、自分で作ってみたい。
分量はわからないけど、一緒に買い物したから、何の材料かは覚えているし、焼くのを手伝ったから手順もほとんどわかる。
なので、似ていると思われるレシピをネットで入手して、それに、ほかにも入れたであろう材料を足して作ることにした。
寝かすのがいいとあったので、金曜日の夜にダイをつくり、冷蔵庫に保管し翌日に焼くことに。
すると、友達からメッセージがきて、急遽彼女にも参戦してもらうことに。
一人でも焼くつもりだったけど、彼女がきてくれてとても助かった。しゃべりながらのほうが楽しいし、ボリュームも相当あったので、ひとりで麺棒で生地をのばして焼いていたら、何時間かかったであろうか。
しかし、、、味としては、わりと似た感じで再現できたと思うし、あのパリパリ感はほぼ同等レベルであったが、なんとなくパンチが足りない。。甘みも足りない感じがするし、スパイシーさも足りない。。むしろ、薄くしすぎて、そのパンチのなさがことさら響いているような気さえした。そしてちょっとでも焦がすと、苦みだけが強調されているような。。徐々にオーブンに入れる時間を短くしなければならないことも学んだ。
でも楽しかった。。やりながらだいぶコツをつかんできたし、次回は分量を変えて再挑戦したいと思う。今シーズンできるかはわからないが。。
このクッキー缶ふたつぶんできたので、ひとつは友達に。でも、もし焦がさなければ、3缶分はできた。