選挙の結果 | いまのしゅんかん

選挙の結果

結局、うちの市は、保守党の圧倒的勝利だったらしい。

なんと36.6%も獲得し、議席数も10。前回の5人の2倍に増えたそうだ。

単独過半数とはいえないまでも、ほかの党はせいぜい24人とかで、しかも、市長の個人獲得票が抜きんでていたため、今回はわりとあっさり市長の続投が決まったようだ。

いつもは、保守党、社会民主党、ベンスタが同じくらいの議席数なので、市長を決めるのも長いこと時間がかかるらしいが。

 

荒れたのは8年前の2009年。

それまでは、保守党と社会民主党の協力体制が伝統となっていたらしいが、このときは社会国民党の跳躍で、社会民主党の勧めで社会国民党から市長を出すことに合意していたが、ベンスタに保守党に市長をおすからとそそのかされ、とたんにその合意を反故にし、ベンスタ側についたところ、社会民主党と社会国民党は激怒したこともあって、ベンスタから市長を出す流れになったとか。

一度社会国民党から市長が出ると聞いて、えっ、リベラルに近いこの市からより赤寄りの党の市長??と驚いたが、結局は保守党でもなくベンスタから出たという。。

そのことをブログにも書いたが、今読んでみると間違っている。結局保守党はベンスタにだまされたことも当時は理解していなかった。

 

しかし2013年は、保守党はベンスタの支持を受けて市長を出すことができた。

でも、議席は5しかなく、ベンスタも社会民主党も同じくらいの議席数だったので、結局はいろんな党との妥協が必要だったらしい。

しかしわたしが好感をもったのは、市長はそんな状況でも違う意見を認めながらうまくまとめたことである。

FBでの辛辣な意見に対しても、うまくこたえているなぁ、と。

 

実はわたしは一度、銀行のアレンジで女性のための年金講座に参加したとき、市長のトークも聞いたのだが、経済的に困窮しているシングルマザーの例を出し、その上で女性が年金についてもより自分でコントロールするべきだと主張を聞いて、問題に対し直接取り組もうとしている姿勢がうかがえた。

人気があるのもよくわかる。

 

わたしも、決して保守党を支持しているわけではないのだが、この市長だったら、いろんな党ごちゃまぜの市議会でもうまく調整していけるのではないかと期待し、彼女に投票した。

結果的には保守党の圧勝になってしまったのだが。。(みんな同じことを考えたのか。。)

でも、ドミネートはしない、と願望もこめて思っているが。