大阪から帰国 | いまのしゅんかん

大阪から帰国

 

昨日日本から帰ってきて、今朝がとてもしんどかった。

なんというか、気が滅入ってやる気が出ないという感じ。11月に日本からデンマークに帰ってくるってかなりタフなことなのではないかと思った。

でも、ビタミンDを飲み、また今日は快晴だったので意外と光を浴びれたことが幸いしたのか、徐々にいつものペースを取り戻せたのだが。

ただ、デンマークも体感気温は日本とたいして変わらないと思ったけど、今日はとても寒く、朝は零下まで下がり、冬の訪れを感じた。そういえば、タイヤも変えなくてはならないし、クリスマスの準備もしなくては、、と思うのだった。

 

今回の日本滞在は、学会が大津であったので、関西だけで東京にはまったく行かなかったのだが楽しかった。

なんだかんだ人に会うこともできた。

デンマークで友達がアレンジした社会見学でご一緒して知り合った方で、わりと分野が近いということで、その後うちのセミナーでも話していただいたりしたが、なかなかお会いすることはなく、今回たまたま滞在したホテルの隣の駅に近い大学で働いていらっしゃるということと、今わたしが関心をもっている分野で研究されているということで是非お話ししたいと、日本に着いた月曜日に訪問させていただき、

水曜日には、遠い国に住んでいてなかなか会えない友達が、たまたま里帰りしているからと奈良まで会いに行き、

金曜日には、学会が午前中で終わったので午後に名古屋に住む友達のところに会いに行き、東京から大阪に移動する彼の乗る新幹線に名古屋で乗りこみ、そのまま週末を過ごした。

  

大阪に半年だけだけど住んだことがあることもあって関西に思い入れがある。

というか、小さいときから憧れだったのかもしれない。

中学のときの京都・奈良修学旅行で非常に感化され、17歳のときに親に内緒で友達と青春18きっぷを使い神戸に旅行に行った。大学生のときに自転車関係や学会で何度か訪れ、大阪人であった元夫とつきあうようになってからは教育もされた。源氏物語フリークということもあって京都が好きで、結婚して大阪に移住してからは、専業主婦だったこともあり、週に2度は京都に通った。でも、大阪も好きだった。

今回も米原からの新快速をみれば、17歳のときに乗ったときに特急ではないのに縦向きの座席でちょっとした高級感に感動したことを思い出し(しかしそのためにラッシュ時の混雑はひどかったが)、奈良の友達のところに行ったときに近鉄に乗れば、大阪に住んでいたときは近鉄線の駅が最寄だったから懐かしくなった。

が、彼を大阪によんでおきながら、ほとんどよくわかっていないという低落。梅田では駅および周辺が新しくなったせいもあるのか、迷いに迷った。なんば駅と大阪難波駅が離れていることも忘れていた。

観光する時間がなく、苦し紛れに道頓堀に行けば、今までみたことのないような大混雑に即座に撤収したという。。

というか、コペンもあのしょぼい人魚像に群がる観光客が増えたような気がするが、世界的に観光者が増えたのだろうか。あのグリコの電飾広告にセルフィーをする人人人。まぁわたしたちもしましたが。

余談であるが、初めて外国人として関西空港で入国したとき、日本人専用ゲートは3つくらいしかないのにガラガラで、外国人用は10くらいあいていたのに、超長蛇の列であった。成田空港でもありえない長さ。あまりにも入国に時間がかかったため、預け荷物をピックアップしようとしたら、レーンの横にすでに置かれていたという。。京都に近いから外国人観光者が多いのはわかるけど、10年前もそうだっただろうか。日本パスポートだったから気づかなかっただけ?日本パスポートを失って悲しかった瞬間だが、そのかわりシェンゲン国に入るときはEU人は機械でのスキャニングだけなので速い。

 

なかなか東京外で1週間とか過ごすことができないので、もちろん仕事で行ったとはいえ、楽しい滞在だった。