デンマーク、欧州選手権で優勝
デンマーク、ヨーロッパ選手権で見事優勝!!!
3年前にハンドボールおたくになって初めての国際大会での優勝にうれしさもひとしおである。このときほどおたくでよかったと思ったことはない。
ハンドボールに限っては自分でも不思議なほどにデンマークに肩入れしているが、それはやはり普段みているのがデンマークのクラブの試合で、デンマーク人選手をより身近に感じているからであろうと思う。
今回デビューした212cmのNikolaj Markussenは、3年前初めて生観戦した試合(FCK-Nordsjaelland)で出ていた選手だし、Henrik Toftも2年半前FCKで生観戦したときに敵のチームなのにイケメンであったためずっと目で追っていた選手である。当時はまだRene Toftに夢中になる前で、もちろんRene Toftと兄弟であることも知らなかった。
今はデンマークの第一キーパーとして不動のNiklas Landinも、おたくになったころは好きだったクラブGOGのキーパーで、当時はクラブでさえ第一キーパーとして定着はしていなかった。2009年12月Landin の誕生日の日、HilleroedまでGOGの試合を観に行ったのだった。奇しくも、それが倒産前の最後の試合になったが。Rene Toftはいわずもがな、2年前にFCKの試合で一目ぼれをし、以来Koldingまでも追っかけをしていったほどで、デンマーク代表として定着することを待ち望んでおり、去年世界選手権でデビューしたときには狂喜した。Kasper Nielsenは、GOGの生観戦のあと、目の前で恋人との熱愛キスも目撃した。
しかし、今回は今までみてきたなかでもっとも奇妙な大会だった。
優勝したのはうれしいが、はっきりいってデンマークの実力のおかげではないとも思っている。これは様々な運が働いたおかげでもあると思っている。
すなわち、
1 第一ラウンドで2敗しながら、第二ラウンド上位チームのドイツがポーランドに負けてくれたおかげでドイツのかわりに2位になることができ準決勝に進出することができた。
2 優勝候補のフランスが撃沈し、優勝が狙いやすくなった。
3 準決勝戦でバルカン国との対決が避けられ、スペインを相手に冷静に作戦をまっとうすることができた。
4 準決勝戦でセルビアがクロアチアと戦ったことで、セルビアは勝ったとはいえ歴史的な因縁の対決だっただけに精神的な消耗もあっただろうし、ひとり選手が観客からの投下物で目をけがしたことも動揺を与えたかもしれない。
5 強豪国スペイン相手に準決勝戦で勝ったことで自信を得、開催国セルビアを相手に、20000人の観衆の騒音にもひるまず、戦うことができた。一方で、セルビアは2日前の疲れもあったのか、終始勢いはなかった。
である。
正直決勝戦がセルビアだったのも運がよかったと思う。セルビアは開催国ではあるが、実力的にはたいした脅威はない。Momir IlicとMarko Vujinのシューターに依存した単調なチームで、ディフェンスも狙いをつけやすい。
とはいうものの、デンマークが2週間前に比べてかなりよくなったのは事実である。ディフェンスの意思疎通もよくなったし、ミスが出ても引きずることはなくなった。Rene Toftのディフェンスも最初は敵の動きに全然ついていけなく大丈夫か?と不安であったが、最後の2試合はとてもくらいついていてよかった。いつものRene Toftのディフェンスだった。オールスターに選ばれたがさもありなん、であろう。
スポーツって本当わからない、というか、いかにメンタルに支配されるか。
実力というよりか、いかにメンタルを平常に保つかが意外ともっとも重要なことなのかもしれない。
さすが今回はロイヤルファミリーは来ていなかったようだが、文化大臣がベオグラードまで決勝戦を観戦しにいったそうである。
去年も世界選手権の翌朝の新聞の一面はいずれもMikkel Hansenの写真だったが(友達が、空港にいったら、新聞が全部ゴリラ顔に埋まっていて驚いたそうだ。)、明日も同じ現象が起きるだろう。
ただ、去年はいずれも浮かない表情の写真ばかりであったが、今回は満面の笑顔の写真で埋め尽くされるだろう。
明日は、選手たちがデンマークに帰ってきたら直後に凱旋パレードもあるらしく、コペンの市庁舎までみにいこうかと考えている。
