桜 | いまのしゅんかん

いまのしゅんかん-桜

 

1週間前に同僚らとのクルージングで、カステレットの前を通りかかったときには「まだまだ全然だな、、」と思っていたのに、今週いきなり20℃近くまで気温が上がり、もうそろそろかなと思いウスタポートまで行ったら、案の定、桜の花は満開であった。

というか、一部はすでに葉桜になりかけていたが、、、。1週間前はまったく咲いてなかったのに、もう散りかけているなんて、本当に桜の寿命は短い。

 

きれいだったけど、やっぱり2年前と枝ぶりはほとんど変わっておらず、まだまだ若木で、もっと迫力のある日本の桜が恋しい。

実家では近くに国立の試験林センターがあってよく散歩しにいったし、島根に住んでいたときは松江城がものすごくきれいで、みにいったりした。やっぱりお城と桜ほど相性が合うものはない。ただ、新学期ということもあり、花見と兼ねて大学の新入生コンパが繰り広げられることも多く、酔っ払いの大学生があふれかえっているのにはかえって興ざめもさせられたが。

そういう意味で、デンマークの方が静かに花を鑑賞するのには適しているかもしれないが。それでも日本のあの騒々しい雰囲気も懐かしいといったら懐かしい。

  

そうそう、桜といえば新学期。

日本ほどではないけれど、奇しくも出産の報告を聞いたり、応援していたバレーボール選手の方が日本に帰られたり、やはりこの時期は何かが始まる雰囲気を感じる。

義弟の第二子が生まれたのも4年前のこの時期である。王太子の第二子とほぼ同じタイミングで生まれたことを覚えている。

ちなみに、娘のクラスに、来週から新しいクラスメートが入るそうだ。何でも中国人と西洋人(デンマーク人かどうかさだかではない。)のハーフの女の子だそうで、同じ東洋人のせいか、娘がマーカー(席が隣同士でよく課題を一緒にやるパートナーになる。)に選ばれた。クールなデンマーク人には珍しく、クラス全員この新しい女の子が入ってくるのを楽しみにしているそうだ。