スカウトのお泊り会 | いまのしゅんかん

スカウトのお泊り会

娘がスカウトのお泊りから帰ってきた。

さんざん心配したが、本人はとても楽しんだようである。

土曜日なんか、心配のあまり、泊まることを反対すればよかったと思うほどであった。

今までも、どこかに単独で泊まることはあったが、大抵友達の家など慣れ親しんだ関係で、娘も困ったことがおきればすんなりと何か頼むこともでき、それほど心配するにあたらなかったが、今回は、10数人の子供に対し大人は3人だけと、より自立を求められ、基本的にすべて自分でこなさなければならないので、歯磨きやシャワーはちゃんとこなせたか、とか心配していたのだ。

しかも、パンツを入れるのを忘れてしまい、ああ~汚いパンツで3日も過ごさないとダメなのか~、と思ったり。

また、娘はシャイなので、なかなか人と交われずに孤独になってやしないか、と思ったり。

とにかく、今までのお泊りとは違って、より自分のことに対して責任を求められるので、それがたった5歳の娘にできるのかどうか不安だったのである。

彼は、「それも、経験のひとつ。この経験でもって、M(娘)はもっと成長できるよ。」と言っていたが。

結果的には、友達もでき、リーダーの人いわく、とても楽しそうで満足している様子だったのこと。

迎えにいったときも、とても楽しそうに別のこともだちと遊んでいたので、ホッとした。

しかし、聞くところによると、この国では、ほとんどの子供が、いずれかの期間どこかのスカウトに入るようである。

スカウトの活動を、政府が推奨していることも大きいとは思うが。政府が援助するので、入会しても、お金もあまりかからないのである。

それに、単なるエンターテイメントではなく、教育的意義も大きいからだろう。

自然の中で生活することによって、どのように寝床を用意するのか、どのように火をおこしたらよいのか、どのように食事を作るのかなど、生活に直接役立つノウハウを学ぶだけでなく、自然に触れることにより、より自然に対して尊重のきもちをもち、それが世界の環境問題に対する関心につながり、そのために募金活動を行うなど、自然保護に関する活動も目的にしているからである。

そういえば、生物が好きで、大学でも水草の研究をやっていた友達は、わたしを七草摘みに誘ってくれたのだが、植物に詳しいだけでなく、環境問題にも深い関心をもっており、そういうメールマガジンをとったり、環境問題に関する原稿を書いたり(そのために洗剤の化学的知識について聞いてきたり、環境大国のこっちの国事情について質問してきたりした。)、NGO活動に参加もするなど、自然保護に対して行動も起こしている人だった。

やっぱり、自然が好きだから、自ずと問題意識ももつようになったのだと思う。

わたしは、そこまで行動を起こしてはいなかったが、自然に対して関心をもつことはいいことだと思うし、というか、この時世、関心をもたざるをえないと思う。エネルギー問題も含め。

まぁ、多くは望まないが、娘が、スカウトに参加することによって、何かしら感じてくれたらなぁ、と思う。

わたしは、学生時代、自転車で、沖縄以外の全県を回った。

山越え谷を超えの道程で、時には風雨が強く、厳しい旅でもあったが、自分の足でまわったことによって、日本の変化に富んだ自然がより好きになった。今でも、どういう風景だったか、どういう峠だったか、よく覚えている。

いろんなハプニングがあったが、だからこそ大事な思い出になっている。