形にしていくための過程
や~っと、学会関連の投稿論文を提出した。
一時はどうなることかと思ったが。
というのも、学会の直後から、メインの指導教官である教授が、学会や夏季休暇などで、1ヶ月も大学を不在しており、ディスカッションや修正をしていただく機会がほぼない状態だったのだ。
しかし、運良く、学会側が締め切りを一ヶ月延期したので、休暇明け早々に教授をつかまえて、なんとかミーティングのアポをとり、ようやく完成に至ったのだった。
6月の中旬のころ、教授の休暇直前に、コメントをいただいていたのだが、「君の推論で、何を言っているのかよくわからん!」といった、非常にあいまいで、しかも簡単に修正できそうもない厳しい内容で、自分だけの力だけではどうにもならんと判断し、世話役の指導教官とのディスカッションはもちろんのこと、日本の恩師に頼んで送ってもらった資料を総動員させて急遽参考文献を増やしたり、授業でお世話になった教授とディスカッションして理論的な知見を得るなどして、大幅な修正をほどこし、その結果、教授もわたしの主張に対して納得してくださったのだった。
昨日のミーティングの前は、締め切り5日前のこの期におよんでまた難しい注文をされたらどうしようと不安にかられていたが、深刻なコメントはなく、推論に関してちょっと提案があったぐらいで、心底ほっとした。
でも、教授の厳しいコメントで修正する過程の中で、新たなアイデアがわき、主流のテーマとは異なる別のテーマについて、別の同僚とコラボレートしようということになったり、授業でお世話になった先生にある分析のコラボレートをお願いしたり、ただ論文を出すということのみならず、さまざまな可能性が出てきて研究の幅が広がったので、苦しかったけど、いい機会を与えてもらったと思う。
いやぁ、本当、今回は前回以上に、いろんな人を巻き込んだと思う。
実は、先週、出版社から一報目の論文の校正依頼がきて、修正して送り返したのだが、あと1~2ヶ月したら出版される予定である。
そして、3報目の論文も、指導教官に見てもらっているところで、落ち着いたら本格的に修正作業に入る。
また、徹夜までしてとった、かなり興味深いデータが引き金になった4報目の論文のリソースとして、9月に分析のコラボレートをする予定である。
5報目の論文のデータ取りのための装置がやっと立ち上がり、今、サンプル作製を早朝からスタートさせてやっているところだ。
乗り気だった仕事の件が、あいまいになってしまい、やる気を失っているところだったのだが、まぁなんだかんだ物事は徐々に進んでいて、その中でいろんなことがあり、何かがダメになったとしても、別のことをクリエイトすればいいのだな、と思っている。
可能性はいろいろ転がっているわけで。
というか、何かがダメになって落ち込んでも、無駄なエネルギーにしかならないんだってこと。
どんなときでも、自分のペースを保ってやっていくしかない。
なかなか形にならなくてイライラしていたのだが、結果に固執して自分を見失いそうになったことを反省している。
