夏至の日
スーパーでみつけた、日本の某有名酒造メーカーの焼酎
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昨日、夏至だった。
ここでは、ちょっとしたイベントがあり、夜の9時半ごろから焚き火をし、歌をうたうそうである。
クリスマスとは逆で、この日を境に日が短くなっていくので、太陽を元気づけ、作物が順調に育っていくための景気づけのような意味合いがあるようだ。
わたしたちは、彼の両親宅で一緒に夏至を祝い、その後近所の湖畔で焚き火を観に行く予定だったのだが、バーベキューをやったり、庭鑑賞したり、焚き火をやっていたら、あっというまに夜の10時となってしまった。
まだまだ明るかったので、9時ころだと思っていたら、、、、
日本も季節の変化に富んで、それぞれその美しさを愛でることができるけれど、この国はまた違った趣で季節を愉しむことができる。
というか、切実。
今は、本当に暖かくてさわやかで、日も長いから、夜遅くまで外で遊ぶことができるけれど、10月ころからは日も短かく日の光も弱く、天気の悪い日も多くて、本当に気が滅入ってしまうような気候になる。
こんなに社会福祉の行き届いた国であるにもかかわらず、比較的自殺率が高いのも、そういう気候が人の精神状態が影響を与えるせいではないか?とかんぐりたくなるほどである。
季節の変化が、人々の生活に深く影響を与えるので、イベントも本気で取り組むのであろう。
わたしも、この国に来てから、本当にきもちのいい気候の日などなかなかないので、天気のいい日はこのチャンスを逃すまいと、何かするようになった。外で食べたり、どこか散歩に出かけたり。
去年は最悪なほどに天気のいい日がほとんどなかったが、今年は気候が本当にいいので、頻繁に出かけているし、酒の消費量も多くなっている。
ビールはもちろんのこと、焼酎をスーパーで発見してからというもの、レモンやグレープフルーツを絞って飲むことにもはまっている。リトアニアで買ったウォッカも、100%果汁ジュースで割って飲む。暑いから、冷え冷えの酒が飲みたいのだ。
それで毎日酒を飲んでは、彼と雑談やら議論を交わせ、長い夜を愉しむのである。
「ねぇ、今月何気に食費が高くついているんだけど、酒を買っているせいかなぁ。焼酎だって高いしさ、フルーツだって揃えなければならないじゃん?」
「別にそれぐらいいいよ。別に借金するわけじゃないんだから。ほどほどにお金のことに気を配る必要もあるけれど、その範囲で楽しむことにお金を遣ってもいいじゃない。」
なんだかわかってきたぞ。
南国の人たちが解放的で刹那的に生きているのが。
わたしも、今、まさにこの気候の中で、この瞬間を愉しみたいと思っているから。
といって、研究が進んでいない言い訳にしてみたり。
