時は金なり | いまのしゅんかん

時は金なり

日本の顧客獲得の作戦会議で、同僚と話して思ったのだが、こっちの国は、日本よりも時間に対する意識が強い。

時給が高いし、勤務時間が終わればさくさく帰る。

ものすごく自分たちの権利を守る意識が強いのだなと思っていたけれど、そうではなく、常に効率の高さを求めている。

 

例えば、装置について。

新しい装置を買うかどうか決めるときに、まず考慮するのはその値段であろう。でも、こっちでは、従来の装置よりも新しい装置で時間の短縮を図れるのだったら、たとえ多少のコストがかかってもいとわない。

人の労働時間にもコストがかかるとみなしているからだ。

 

彼女がコラボレートしている日本の企業に訪問したとき、研究員自ら車で迎えに来てくれたことに驚いたそうだ。

わざわざ高給の研究員が時間を割いて迎えにくるよりも、タクシーをよんだ方が安いのではないか?と思ったからだ。

 

もちろん、日本の企業は給料が成果によって反映されるようになり、いくら本業以外のことで時間を割いて残業しようが給料は変わらないといったところなのだが、だからこそ時間に対する意識が希薄になるのでは?と。

同じ成果が得られるのだったら、どれほど時間がかかってもいい。

そういう意識になってしまうと、どうしても効率が悪くなってしまう。

 

例えば、こっちはミーティングも長くて30分。

要点を絞ってディスカッションするので、非常に短い時間で結論が得られる。

そして、余程のことがない限りは出張もほとんどしない。

電話やメールを駆使してできる限り意志の疎通をはかる。

出張すると、移動だけで1日費やしてしまうことも多々ある。

交渉にしても、少しでもダメと認識したら、即座に無理と判断し、それ以上は粘らない。

 

「時は金なり。」

それを、地でいっている。