仕事とは(2) | いまのしゅんかん

仕事とは(2)

事実、出産後に、水の検査の仕事と、環境事業に関係した仕事を得たが、どちらもアカデミックな仕事ではなかったものの楽しかった。

水の検査のときは、「臭いの検査」というものがあって、皆で、具体的にどういう臭いなのか、どう表現するべきか話し合ったり、その基準を行政の人に指導したり、

環境事業の方では、いろいろあって、なぜか包装の仕事があったり、HPのトップページに飾る写真撮影のために材料を買ってコーディネートする仕事があったり。

とにかくいろいろあって面白かった。

 

彼のお父さんも、専門から離れた仕事も多いのに、とても楽しそうに仕事をしている。

2人の子供の面倒も楽しくこなしちゃうからなぁ。

わたしが膀胱炎になったら、体を冷やしてはいけないと、早起きしてまで車で迎えに来てくれたり。

ちなみに、彼の離婚について、法律事務所のアレンジをしたのは彼ではなくお父さんであり、離婚に至るまでの過程や経済状況など詳しい情報を盛り込んだ弁護士への報告書を作成したのもお父さんである。

どんなに面倒臭そうなことでさえも、必要とされることをいち早く察知し、すかさず対応するのである。

 

その姿勢が本当だよなぁ、と思う。

やりがいとか、利益など、自分の欲求に固執すると、求められることを認知する感性にも乏しくなってしまうので、本当に大切なことを失ってしまうこともある。

 

わたしの尊敬する教育学者の人も、子供からの相談がひきりなしにあるそうなのだが、登校拒否の問題を解消しようと自分の成果を求めることは一切なく、ただただその子供の苦しさを理解して、少しでも子供のきもちが浮上するべく、子供の立場を慮って真摯に取り組んでいる。ただ、「助けてあげたい」というきもちだけである。

 

ちなみに、先生は、よく企業からの相談を受けるのだが、企業が必要としている技術を認識する前に、自分のペースで自分の興味のもっている現象について延々と語るなど、とんちんかんなコンサルもよくあるそうだ。

 

特許の問題については、とりあえず先生の対応をみてみるつもりだが、いずれにしても手伝ってあげようと思う。