会社見学
1週間後に万博が開催される、A県の県庁所在地であるN市に行ってきた。
ちょうどそこの近くに出張があり、日本に来ていた同僚たちと、友人が働いている研究所に見学するためである。
節約のために夜行バスで移動したのだが、すぐに後悔した。疲労がたまっている体にバスはきつい。
というか、こんな状況になることをまったく予測せずに、なんでわざわざN市に行くことにしてしまったのか、あまりの自分の能天気さに後悔したのだった。
だけど、結果的には楽しかった。
自分が考えていた実験のヒントをそこから得ることができたし、自分が思っているほどその実験は甘くはない、さまざまな問題点を認識することができた。
それに、民間会社も見学させてもらったのだが、こういう現場をみると、いかに自分がいつも頭の中だけで考えていることを省みさせられる。
そういう自分を省みることを刺激させられるから、やっぱりたまには外の世界をみることも必要だなぁ、と思った。
半分冗談で、仕事の話も示唆された。
人材を必要としているのは事実のようだった。
だけど、実際に工場を見学して、その社長さんが要求している技術を提供するのは、そう簡単なことではない、いやものすごいハードなことだと思った。
わたしは、1年半後に学位を取得すれば、それなりのキャリアを形成したとみなされるだろう。
しかし、キャリアがあるからといって、すぐにそれが実地で使えるわけではない。
実際に問題とされていることを解決して、はじめて使えるキャリアになるのだ。
雇われる側とすれば、それなりにやりがいがあって、なおかつそれなりの報酬を得たいと思うのは自然であろう。
しかし、「やりがい」ってなんだろうと思う。確かにルーチンワークは退屈になってくるかもしれないが、本当にオリジナリティのあるような仕事というのは、苦しくてつらいことが多い。社長さんに問題を提起されて、やりがいはあるが、果たして自分がそれを解決できるのか、はっきりいって自信がなかった。情報をあつめ、知恵をふりしぼり、誰もが思いつかないアイデアを創作しなければならない。
そして、労働者の立場として年収400万円、500万円と簡単にいうけれど、それだけの利益を出すのは、実はとても大変なことである。
昨日、あるものを作る一連のプロセスをみたが、
「これ、一体300万円くらいよ。」
といわれて、顔面蒼白になった。
3ヶ月もほとんど手作業でやっとできた製品が、300万円でしか売れないとは。
友人が紹介して入社したそこの社員さんは、
「いやぁ、ここで、体をたくさん動かしながら働いて健康的な生活を送ってますよ。家に帰ればいい疲労感でぐっすり眠れますしね。」
と言っていたそうだが、わたしも著しく共鳴した。
わたしも、体を動かして、お金を稼いでいる実感を味わいながら働きたい。
だから、ホリエモンも、今人気のデイトレも好きじゃないのかもしれない。
実際にお金を生み出している現場からかけ離れて、マネーゲームだけに走っている感じが。
先週までは、離婚のディストレスで、あまり食べることへの欲求もなかったが、ここで食べた、「ひつまぶし」と「手羽先」は、本当においしいと思った。
やっぱり、日本食は最高と思った。
ここに来て、よかったと思った。
ちょうどそこの近くに出張があり、日本に来ていた同僚たちと、友人が働いている研究所に見学するためである。
節約のために夜行バスで移動したのだが、すぐに後悔した。疲労がたまっている体にバスはきつい。
というか、こんな状況になることをまったく予測せずに、なんでわざわざN市に行くことにしてしまったのか、あまりの自分の能天気さに後悔したのだった。
だけど、結果的には楽しかった。
自分が考えていた実験のヒントをそこから得ることができたし、自分が思っているほどその実験は甘くはない、さまざまな問題点を認識することができた。
それに、民間会社も見学させてもらったのだが、こういう現場をみると、いかに自分がいつも頭の中だけで考えていることを省みさせられる。
そういう自分を省みることを刺激させられるから、やっぱりたまには外の世界をみることも必要だなぁ、と思った。
半分冗談で、仕事の話も示唆された。
人材を必要としているのは事実のようだった。
だけど、実際に工場を見学して、その社長さんが要求している技術を提供するのは、そう簡単なことではない、いやものすごいハードなことだと思った。
わたしは、1年半後に学位を取得すれば、それなりのキャリアを形成したとみなされるだろう。
しかし、キャリアがあるからといって、すぐにそれが実地で使えるわけではない。
実際に問題とされていることを解決して、はじめて使えるキャリアになるのだ。
雇われる側とすれば、それなりにやりがいがあって、なおかつそれなりの報酬を得たいと思うのは自然であろう。
しかし、「やりがい」ってなんだろうと思う。確かにルーチンワークは退屈になってくるかもしれないが、本当にオリジナリティのあるような仕事というのは、苦しくてつらいことが多い。社長さんに問題を提起されて、やりがいはあるが、果たして自分がそれを解決できるのか、はっきりいって自信がなかった。情報をあつめ、知恵をふりしぼり、誰もが思いつかないアイデアを創作しなければならない。
そして、労働者の立場として年収400万円、500万円と簡単にいうけれど、それだけの利益を出すのは、実はとても大変なことである。
昨日、あるものを作る一連のプロセスをみたが、
「これ、一体300万円くらいよ。」
といわれて、顔面蒼白になった。
3ヶ月もほとんど手作業でやっとできた製品が、300万円でしか売れないとは。
友人が紹介して入社したそこの社員さんは、
「いやぁ、ここで、体をたくさん動かしながら働いて健康的な生活を送ってますよ。家に帰ればいい疲労感でぐっすり眠れますしね。」
と言っていたそうだが、わたしも著しく共鳴した。
わたしも、体を動かして、お金を稼いでいる実感を味わいながら働きたい。
だから、ホリエモンも、今人気のデイトレも好きじゃないのかもしれない。
実際にお金を生み出している現場からかけ離れて、マネーゲームだけに走っている感じが。
先週までは、離婚のディストレスで、あまり食べることへの欲求もなかったが、ここで食べた、「ひつまぶし」と「手羽先」は、本当においしいと思った。
やっぱり、日本食は最高と思った。
ここに来て、よかったと思った。