離婚(6)
夫に駅で降ろしてもらって、夫との話し合いでそばにいてくれた友達に車で迎えに来てもらった。
友達の顔を見たら、とたんに涙が出てきた。
彼女は、わたしの、親友のひとりだ。
彼女に、「再評価」を教えてもらって、以来わたしたちは素のままで互いを受け入れあっている。
本当は、夫婦間でこうした関係性を築きたかった。
きっと、誰もがそう願うであろう。
しかし、日本ではそれが難しいようである。
わたしたちだけでなく、関係性について大なり小なり問題を抱えているのではないだろうか。
だからこそ、夫以外の誰かと、信頼関係をもちたかった。
目の前で思い切り泣ける人を欲していた。
もうひとり、大好きな友人も合流した。
3人そろったところで、
「Iちゃん、離婚おめでとう!!」
と2人に歓迎を受けたわたし。
実は、この2人、離婚の先輩なのである。
一人は、夫からのDVから逃れるために子供の親権を断念してまでも離婚を決行し、
もう一人は、自分のアイデンティティを獲得するために、生活形態は一切変えず、形だけの「ペーパー離婚」をした。
それから、3人で思い切りいろんなことを語り合った。
夫婦のありかた、日本での家族のありかた、政治、教育など。
2人とも福祉関係に携わっているので、今の日本の政治には不満がたくさんあるようだ。
少子高齢といって、生活保護世帯を除いたすべての世帯が課税対象になるなど、貧しい人にとって納税が重い負担となる一方で、法人税は減税となっている。
ある自動車メーカーでは、9000万円もの減税があったそうである。
福祉関係はお金にならない。だから、政治的に真っ先にあおりを受けてしまう。
資本主義に走る結果、福祉関係は乏しくなる一方である。
また、憲法改正について話題が及んだ。
9条の改正だけでなく、男女平等の思想を変え、家族を尊重して男女それぞれの役割に徹するという条文を盛り込む案があるのだそうである。
「ジェンダー」ということばも、国会ではタブーなのだとか。
思わず笑ってしまった。
家族を尊重していないのは、どこの誰なのだろうか。
経済を発展させるために、「家族の尊重」を利用するだけではないのか?
元夫の両親は、まさに、資本主義の発展のために日夜働く元夫を支えるための存在を探しているのである。
夫が、一人であるためにすさんだ生活をしているのを懸念して。
夫婦同姓に固執したり、「戸籍」の制度にこだわったり、家族の形にはやけにこだわるのに、実態は問題だらけ。
指導教官の最終講義の二次会で、あの国の同僚も来てくれたのだが、先輩が、
「でも、日本の方が離婚率は低いですよね。」
と言ったところ、同僚は、
「実際、関係が壊れているケースが多いみたいだけどね。」
と辛口のコメントを残したのだった。
そういえば、ニュースで、サマーワの治安維持部隊が、オランダからイギリス軍に変わったというトピックで、日本人の取材陣がアムステルダムの街頭インタビューをしており、
日本「サマーワでオランダ軍が日本の自衛隊を守っていたことはご存知でしたか?」
オランダ人「知らなかったわ。守っていたというのはいいことだと思うけど、、、どうして日本人は自分たちで自分たちをプロテクトしないの?」
日本「憲法で、禁じられているからです。」
オランダ人「そうなの。でも、それだったら、なぜイラクに来たの?」
矛盾だらけ、である。
友達の顔を見たら、とたんに涙が出てきた。
彼女は、わたしの、親友のひとりだ。
彼女に、「再評価」を教えてもらって、以来わたしたちは素のままで互いを受け入れあっている。
本当は、夫婦間でこうした関係性を築きたかった。
きっと、誰もがそう願うであろう。
しかし、日本ではそれが難しいようである。
わたしたちだけでなく、関係性について大なり小なり問題を抱えているのではないだろうか。
だからこそ、夫以外の誰かと、信頼関係をもちたかった。
目の前で思い切り泣ける人を欲していた。
もうひとり、大好きな友人も合流した。
3人そろったところで、
「Iちゃん、離婚おめでとう!!」
と2人に歓迎を受けたわたし。
実は、この2人、離婚の先輩なのである。
一人は、夫からのDVから逃れるために子供の親権を断念してまでも離婚を決行し、
もう一人は、自分のアイデンティティを獲得するために、生活形態は一切変えず、形だけの「ペーパー離婚」をした。
それから、3人で思い切りいろんなことを語り合った。
夫婦のありかた、日本での家族のありかた、政治、教育など。
2人とも福祉関係に携わっているので、今の日本の政治には不満がたくさんあるようだ。
少子高齢といって、生活保護世帯を除いたすべての世帯が課税対象になるなど、貧しい人にとって納税が重い負担となる一方で、法人税は減税となっている。
ある自動車メーカーでは、9000万円もの減税があったそうである。
福祉関係はお金にならない。だから、政治的に真っ先にあおりを受けてしまう。
資本主義に走る結果、福祉関係は乏しくなる一方である。
また、憲法改正について話題が及んだ。
9条の改正だけでなく、男女平等の思想を変え、家族を尊重して男女それぞれの役割に徹するという条文を盛り込む案があるのだそうである。
「ジェンダー」ということばも、国会ではタブーなのだとか。
思わず笑ってしまった。
家族を尊重していないのは、どこの誰なのだろうか。
経済を発展させるために、「家族の尊重」を利用するだけではないのか?
元夫の両親は、まさに、資本主義の発展のために日夜働く元夫を支えるための存在を探しているのである。
夫が、一人であるためにすさんだ生活をしているのを懸念して。
夫婦同姓に固執したり、「戸籍」の制度にこだわったり、家族の形にはやけにこだわるのに、実態は問題だらけ。
指導教官の最終講義の二次会で、あの国の同僚も来てくれたのだが、先輩が、
「でも、日本の方が離婚率は低いですよね。」
と言ったところ、同僚は、
「実際、関係が壊れているケースが多いみたいだけどね。」
と辛口のコメントを残したのだった。
そういえば、ニュースで、サマーワの治安維持部隊が、オランダからイギリス軍に変わったというトピックで、日本人の取材陣がアムステルダムの街頭インタビューをしており、
日本「サマーワでオランダ軍が日本の自衛隊を守っていたことはご存知でしたか?」
オランダ人「知らなかったわ。守っていたというのはいいことだと思うけど、、、どうして日本人は自分たちで自分たちをプロテクトしないの?」
日本「憲法で、禁じられているからです。」
オランダ人「そうなの。でも、それだったら、なぜイラクに来たの?」
矛盾だらけ、である。