かけがえのないお友達
今日、日本人のお友達が、狭い我が家に遊びに来てくれた。
彼女とは知り合ってまだ間もないのに、不思議と波長が合うというか、時間を忘れるほどしゃべり通してしまう。
今回もまた別れがせつなかった。
しかし、思うのは、わたしたち30歳前後って、人生の分かれ道なんだなぁ、と。
結婚しているかどうかとか、子供がいるかどうかとか、社会的に成功しているかどうか、ということではなく、価値観の問題で。
お互い、友人関係は淘汰されていくね、と。
でも、学生時代の友人は減ったけれど、彼女を含めて味のある友人は増えたような気がする。
彼女もまた自分の考え方をしっかりもっているので、話してとても楽しい。
今回はこの国と日本の教育の比較について語り合ったのが印象的だった。
あとは、男の方が、苦しいきもちに対峙することができないよね、という話も。
この国は、親がやたら過保護のような気がする。
わたしは、子供にはどんどんチャレンジしてもらって、できたことの充足感を味わってもらいたいし、また次の挑戦へつながるようなモチベーションも育って欲しいと思うけれど、この国は子供にとってそういう機会が著しく少ない。
労働もないし、散歩も少ない。やたら室内で人形遊びとかカード遊びとか自分で創意工夫する必要のない遊びが多い。
そのせいか、自信のない子供が多いような気がする。いつでも無気力みたいな。
日本の方が、生き生きとした子供が多かった。
実際に、学校見学したら、あまりにも授業に集中してない子供が多かったそうで、ひどく失望したそうだ。
でもだからといって、日本の教育方法に賛同するかというと、そうではなく。
日本は、あまりにもひとつの答を出すことに注力しすぎる。
結果として、間違えないことばかりに神経を集中させて、純粋に学ぶことの楽しさを味わう機会に乏しくなってしまう。だから一時的に知識を多く獲得できても、本質的に身にはなっていない。試験が終わったら、見事にすべて忘れてしまう。
それに、何でもマニュアル。何でも何かに従おうとする。自分自身で解決する力には乏しい。
日本のような人生本の数々は、この国ではありえない。
こうやったら成功する、なんて、その方法を自分で生み出すぐらいじゃないと、結果は出せない。
自由すぎてもダメだし、、、厳しすぎてもダメだし、、、。
彼のお父さんに、この国の教育の懸念についてもらしたら、
「この市でそういう問題を聞いたことはないから、心配に及ぶことはないよ。」と。
娘も、今年の夏から、小学校に行くことになっている。
来週は、2校、説明会に行く予定だ。
男の方が、精神的に弱いのでは?というのは、男のほうが現実逃避をしやすいから。
夫はそれでトイレに行くときもお風呂に入っているときも、苦しいことを思い出さないように常に何かを読んでないと気がすまなかった。
彼も、コンピューターゲーム中毒だ。
タバコもお酒も、男の方が中毒になりやすい。
わたしの先輩などは、普段はとても寡黙なのに、お酒が入ると普段の鬱屈を発散させるがごとく、乱れるタイプだった。
女の方が、苦しさを受容できているような気がする。
とことん悲しむことができるのは大抵女だ。
男は、苦しさから逃げて別の道を選択するか、あるいは苦しいことを考えないように別のことにはまるか、が多いように思える。
だからこそ、夫も彼も、誤魔化しながらも、夫婦関係の問題から目をそらし続けてきたんだろうなぁ、と思う。
彼など、元奥さんとは一回もディープキスをさせてくれたことがないにもかかわらず、最初は彼のことを愛していたと信じていたぐらいだから。(注>元奥さんは浮気をするぐらいの人です。)
とまぁ、彼女とはいろんな話を深く話せるので、とても楽しいひとときだった。
知識があるかどうかではなく、自分なりの意見をもっているかというのも、ある意味30歳前後で分かれるような気がする。