本当の絆 | いまのしゅんかん

本当の絆


クリスマスイブのときの写真。
(珍しくホワイトクリスマスだったそうだ。)
彼のご両親宅は自然豊かなところにあり、このとおりソリ遊びする場所に事欠かない。

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今週は、なんだかんだいって、毎日彼のお父さんに保育園のお迎えを代行してもらっている。
娘も、とてもうれしいようだ。

やっぱり、子供って、洞察力にすぐれていて、本当に子供が好きな人をかぎわけて近づくものだ。
わたしは、本質的に子供が苦手なので、やっぱり子供に人気がない。
彼も彼のお父さんも、真の子供好き。
本当に幸せそうに遊んでくれる彼のお父さんのことが、娘は大好きなのである。

彼のお父さんは、毎日娘を連れて買い物に行っているそうだが、青い瞳をもつ紳士が、黒い髪黒い瞳をもついかにも純東洋人の子を連れていたら、まったく知らない人にとってはアダプトの子と思われるかもしれないが、ちょっとした知り合いにとっては好奇心の的になるらしい。
以前隣人だった人に店でばったり会い、「あなたのお孫さんですか?」と聞かれたそうだ。
そのとき、「いいえ」とも「はい」とも言いたくなかったそうだ。
「いいえ」と言ったら娘を傷つけるし、「はい」と言ったらそのための長い説明をしなければならない。
親しくもない人に、彼の離婚のことや新しくできたガールフレンドの話などしたくないであろう。
結局、軽く「いいえ」と言ってそれ以上は何も語らないまま隣人の人は去ってくれたらしいが。

娘は、彼のお父さんが、本当の祖父でないことは痛いほど認識していると思う。
娘は、彼のお父さんには決して逆らわないし、わがままを言わない、きわめて従順な子であるらしい。

お父さん「初めてあったときの方が、もっと「わたしが」「わたしが」と自分を主張していたような気がするけど、今はもっとおだやかになったような気がする。それが気がかりで。」
わたし「それは、今あなたのことが本当に好きだからです。でも、本当のおじいちゃんでないこともわかっているんです。あなたに嫌われたくないから、あなたには素直なんだと思います。」

娘は本当に賢いというか、ものすごくよく気がつく子供である。
生まれてから、いろんな人に関わってきたけれど、常に状況をよくみている。
決してわたし以外の人にはやんちゃを言わない。
それどころか、よく手伝うし、いろんなことに気がついてそれを報告してくれたりもするんだそうだ。

だから、わたしの挙動にもものすごく敏感である。
もっと気をつけなければならないんだけど。

彼のお父さんは、娘に、「嫌われる心配」をして欲しくないようだ。
本当の「孫」のようにかわいがってくれている。
たとえ血がつながってなくても。