ダーリンは外国人in北欧 | いまのしゅんかん

ダーリンは外国人in北欧

友達に触発されて、わたしもTBに初挑戦することにした。

ちなみに、これと同じタイトルの漫画、2巻とも購入している。

でも、彼と付き合う前に、外国に住んでいて当然だけれど日本人以外の人とばかり接する生活であることから、国際結婚の現実というものに興味があって買っただけである。

まさか、わたし自身も、外国人の彼をもつとは思わなかった。

 

わたしは、外国に住んでいながら、恥ずかしいことに英語がほとんど話せなかった。

もちろん、仕事に関することならなんとかしていたが、英語で、研究に以外の話題について深く語ることができなかった。

 

わたしは外見よりも、どれだけ充実したコミュニケーションがとれるか、ということの方が、より重い恋愛基準である。

確かに、申し訳ないけど、こっちの国の人の方が、ハンサムな人が多いというか、生き生きした表情をもっている人が多いような気がする。日本人男性は、30歳を超えると、一様に皆疲れた表情というか、仕事に忙殺されてイマイチ魅力的な表情をもっている人が少ないような気がするのだけど、わたしの偏見だろうか?

 

にもかかわらず、わたしは誰にも惹かれることはなかった。

まぁ、わたしは結婚していたし、というエクスキューズも通用するかもしれないけど、結婚してようがしてまいがありがちな感情、「この人なんか好み」とほのかに好意をもつことさえナッスィングだった。

つまり、誰とも、価値観とか感性とか、その人の深部が垣間見れるような会話を交わすことがなかったので、誰にも興味をもつことはなかったのである。

というか、英語力に自信がなかったから、自ら壁を作っていたんだと思う。その方がラクだったから。

「結婚しているし、子供もいるし、わたしは3年間の研究生活に専念するだけでせいいっぱいい。」と、自分で言い訳していたと思う。英語を話さなくていいための言い訳。

 

それが、彼がわたしに興味をもってきて、正直最初は、「うざい」と思っていた。

わたしは結婚しているのに、そしてそれをはばからずに明言しているのに、なぜあからさまに女性として興味をもっていることを示してくるんだろう。

おまけに、彼の英語も、完璧な現地語なまりで聞き取りにくい。最初は会話も面倒だった。

 

でも、彼のなまりにもだんだん慣れてきて、別に口説くというわけでもなく、いろんな話題で話すようになり、ある話の中で、

「わたしは、英語力に乏しいし、人の何倍もいろんなことに時間がかかる。だから、自信も失いがちなんだよね。」

と告白すると、

「君の英語力は問題ないと思う。僕は、君の言っていること完璧に理解できるし。」

と言ってくれ、それが素直にうれしかった。

 

国では、ほとんどの人が完璧に英語を話せる。

だから、わたしの拙い英語に顔をしかめる人だっていることはいる。

 

それが、彼の場合、どんなに聞き取りにくい英語であろうとも、ふんふんと聞いてくれ、しかも楽しそうに会話してくれる。

わたしとの交流を純粋に楽しんでくれることが、彼の前では失敗しても許されるという信頼に変わり、次第に緊張感なしに彼との交流を楽しめるようになったのである。

そして、次第に彼の感性を見えてきて、好意をもつに至ったわけであるが。

 

わたしは、今、彼を外国人と意識することがほとんどない。

毎日必ず彼に対して怒っている。

 

でも、外国人だから、という困難ももちろんある。

幸いにして彼と価値観の違いでもめることはほとんどないが、彼のアジア人である元奥さんの刹那主義にはほとほと辟易する。

育ってきたバッググラウンドが違うと、当然考え方価値観は異なって当たり前。

それを認めるのは、やはり難しいと感じている。