コンプレックス(2)
なぜ、こんなに怒ったのか。
前のブログでも書いたけれど、彼は「貧乏だから」といって、わたしへのクリスマスプレゼントとして2,000円の低品質の油絵の道具で手をうとうとしたのである。
わたしは、クリスマスプレゼントは欲しくはない。
ただ、わたしの欲しいものではない安っぽいもので、「プレゼントをあげた」という満足感を得ようとしたいやしさが悲しかったのだ。
なんで、わたしには2,000円以上のものは躊躇したのに、セパレートした名実とともに別れた奥さんに対していとも簡単に6,000円のものをプレゼントしたのか。
思わず、「彼女のことまだ好きなの?」と泣きながら聞いてしまったほどだ。
わたしは、「美しくはないけれど、勤勉で自立している女性」とみなされている。
そう期待されればされるほど、「仕事を得られなかったらどうしよう」という不安を口にすることはできず、せめて今の経済状況をしっかり管理して万が一のための蓄えとすることと、将来のためにスキルを身につけるべく、できる限りの努力をするしかない。
英語など、プレゼンだの課題だのとものすごい時間をとっている状況で、にもかかわらずなかなか上達できず、ときどき不安で眠れないこともあるぐらいだ。
こんなに苦しい思いをしていても、彼に助けを求めることができない。
それなのに、奥さんは、セパレートして自立をせまられている立場にありながら、いとも簡単に援助を受けている。「美しい」ことだけで充分彼をひきつけて、4年間も彼の庇護を当たり前のように享受してきた。
それが悔しくてしょうがなくて。
わたしだって、甘えたくなることはある。
自立したいといいながらも、苦しくて不安でどうしようもなくなるときがある。
わたしだって、美しくないことにコンプレックスをもっていないわけではない。
彼がプレゼントしたという金のネックレスをつけた2番目のガールフレンドの写真を見たとき、わたしにはきっとこういう類のものをプレゼントしてくれないのだろうな、と密かに嫉妬心を燃やした。
わたしは、指輪だのネックレスだのが欲しいわけではない。
だけど、プレゼントしなくてもいい「安っぽい女」とみなされることが、矛盾するけれど女として悲しい。
夫など、「おごらせる女などつきあいたくない。」といって、それを暗にわたしを選んだ理由として示唆もしていた。
「わたしはね。あなたが貧乏だからといつも言うから、それを慮ってもきたし、ここで仕事を得られなければ日本に帰らなければならないくらいの覚悟でいたんだよ。それなのに、あなたはいつも買わなくてもいいようなものまでいつも奥さんに買ってたよね?クリスマスプレゼントって何?奥さんはあなたと愛してもないし、あなただって好きじゃないんだよね?愛情がなくてもあげるものなの?」
彼は、ずっとしゅーんとしていた。
それでも、わたしの怒りはとまらなかった。
「今後、金銭的な援助をした場合と、彼女がおばあさんのところでもらった家具をこの(彼の)アパートに置くことを許可した場合、わたしあなたと別れるから。これはわたしの問題ではないことはわかっている。でも、わたしの感情が許さない。だから、これ以上の援助をしたら別れる。」
それに対して彼は、
「ぼくが彼女に携帯をプレゼントをしたことは、素直に過失と認めるよ。ぼくが悪かった。だから、今後は一切の援助をしないって約束するよ。」
「それに、君にもこれ以上のプレゼントを必ずあげる。」
「プレゼントなんていらない。あなたが、彼女を援助する関係を絶つこと。それがすべて。」
彼はわたしにキスしようとしたけれど、それから逃げて振り向きもせずに彼の家をあとにした。
彼は、2日間、わたしを失ったらどうしようという不安で、あまり眠れなかったそうだ。
わたしは、悔しさで何度も何度も泣いた。
前のブログでも書いたけれど、彼は「貧乏だから」といって、わたしへのクリスマスプレゼントとして2,000円の低品質の油絵の道具で手をうとうとしたのである。
わたしは、クリスマスプレゼントは欲しくはない。
ただ、わたしの欲しいものではない安っぽいもので、「プレゼントをあげた」という満足感を得ようとしたいやしさが悲しかったのだ。
なんで、わたしには2,000円以上のものは躊躇したのに、セパレートした名実とともに別れた奥さんに対していとも簡単に6,000円のものをプレゼントしたのか。
思わず、「彼女のことまだ好きなの?」と泣きながら聞いてしまったほどだ。
わたしは、「美しくはないけれど、勤勉で自立している女性」とみなされている。
そう期待されればされるほど、「仕事を得られなかったらどうしよう」という不安を口にすることはできず、せめて今の経済状況をしっかり管理して万が一のための蓄えとすることと、将来のためにスキルを身につけるべく、できる限りの努力をするしかない。
英語など、プレゼンだの課題だのとものすごい時間をとっている状況で、にもかかわらずなかなか上達できず、ときどき不安で眠れないこともあるぐらいだ。
こんなに苦しい思いをしていても、彼に助けを求めることができない。
それなのに、奥さんは、セパレートして自立をせまられている立場にありながら、いとも簡単に援助を受けている。「美しい」ことだけで充分彼をひきつけて、4年間も彼の庇護を当たり前のように享受してきた。
それが悔しくてしょうがなくて。
わたしだって、甘えたくなることはある。
自立したいといいながらも、苦しくて不安でどうしようもなくなるときがある。
わたしだって、美しくないことにコンプレックスをもっていないわけではない。
彼がプレゼントしたという金のネックレスをつけた2番目のガールフレンドの写真を見たとき、わたしにはきっとこういう類のものをプレゼントしてくれないのだろうな、と密かに嫉妬心を燃やした。
わたしは、指輪だのネックレスだのが欲しいわけではない。
だけど、プレゼントしなくてもいい「安っぽい女」とみなされることが、矛盾するけれど女として悲しい。
夫など、「おごらせる女などつきあいたくない。」といって、それを暗にわたしを選んだ理由として示唆もしていた。
「わたしはね。あなたが貧乏だからといつも言うから、それを慮ってもきたし、ここで仕事を得られなければ日本に帰らなければならないくらいの覚悟でいたんだよ。それなのに、あなたはいつも買わなくてもいいようなものまでいつも奥さんに買ってたよね?クリスマスプレゼントって何?奥さんはあなたと愛してもないし、あなただって好きじゃないんだよね?愛情がなくてもあげるものなの?」
彼は、ずっとしゅーんとしていた。
それでも、わたしの怒りはとまらなかった。
「今後、金銭的な援助をした場合と、彼女がおばあさんのところでもらった家具をこの(彼の)アパートに置くことを許可した場合、わたしあなたと別れるから。これはわたしの問題ではないことはわかっている。でも、わたしの感情が許さない。だから、これ以上の援助をしたら別れる。」
それに対して彼は、
「ぼくが彼女に携帯をプレゼントをしたことは、素直に過失と認めるよ。ぼくが悪かった。だから、今後は一切の援助をしないって約束するよ。」
「それに、君にもこれ以上のプレゼントを必ずあげる。」
「プレゼントなんていらない。あなたが、彼女を援助する関係を絶つこと。それがすべて。」
彼はわたしにキスしようとしたけれど、それから逃げて振り向きもせずに彼の家をあとにした。
彼は、2日間、わたしを失ったらどうしようという不安で、あまり眠れなかったそうだ。
わたしは、悔しさで何度も何度も泣いた。