夢の様な話を頂いたひと月前から、期待と妄想を募らせた僕らの旅は高揚感でいっぱいだった。
普段通りに生活をし、仕事をし、成長を続ける無邪気な息子の笑顔に癒されながらも、高まる気持ちは『地球の歩き方』に押さえ込んだ。
トランクに詰めたのは旅先に合わせた季節外れの洋服と、残していく家族への罪悪感。大丈夫、お土産スペースは空けておいたよ。

出掛ける直前に買ってあげた息子への洋服は僕なりの罪滅ぼし。
サイズがピチピチな物を買うところは相変わらずのツメの甘さを露呈。

10月16日土曜日の夕刻。
いよいよ当日を迎える。
あれだけ楽しみにしていた日だったけれど、いざ離れてしまう家族を思うと既にホームシックな気持ちでいっぱいになる。
見送る嫁の笑顔には淋しさと嫉妬を感じずにはいられない。ごめんね。いつか皆で行こう。
こんな待遇は今まで受けた事がない。重たいトランクケースは次々に運んでくれ、車のドアまで開けてくれ間柄は正に『富豪と執事』。
運転手さんが身に付けている純白の手袋を見ると高級感に拍車をかける。
そう。それがこのサービスのポイントの1つでもある。要は『差別化』。
ハイヤーは一路成田空港へ向かう。

「一番好きな場所はどこですか?」
そんな質問をされたら迷わずこう答えるだろう。
『空港』と。
旅行に出掛ける出掛けない抜きに、この空間がたまらなく好きな自分。
広いエントランスホールに、沢山の旅行客。見上げる黒と白のコントラストには行き先を告げる掲示板。

文字盤を読んでいるだけでも、その先の『物』をイメージできる。
どんな国なのか、どんな場所なのか、どんな文化なのか。一番にどんな『出会い』があるのかと。
今回予約して頂いたのは『CHINA AIR LINE』
「中国か……」
なんて複雑な気分になったけれど、どうやら母体は台湾らしい。行き先に胸踊らせている自分らにとって箱は何だっていいんだけれど。
と言う訳でなぜか一安心。

身に付けていたアクセサリーを外し、ベルトを抜いたブカブカのズボンを押さえ、パンツが見え隠れしながら抜ける始めの税関。苦笑が起きた。
用意した100円ライターを全て没収されたのがこれまた計算外。というか素人感まるだし。
旅は行き慣れていないとスマートに行動が出来ないな。
税関を抜けると、そこは旅行者で溢れかえる。
軒並み連なるブランド店を横目に本屋へと向かった。
お客さんがついに出版した本を見つける。
『政治家がいなくなる日』
ハワイにはちと違う……かな。(本日購入)
手にしたのは相変わらずの『ゴルフ雑誌』
ここまで来ると病気です。
出国に向けての気持ちを煽るには酒が一番相性がよい。
専用ラウンジでは一足早い小宴が始まる。


連れて行って頂く社長さんのこれまでの旅話を肴にし、時刻を進めた。
窓越しに反射する機体を見ると、これから長いフライトを一緒に共にする『相棒』の感覚になる。今イチ安心感に信用を置けない飛行機。不安を抱かないと言えば嘘になるので、
「頼むよ」
なんて言葉を頭の中で囁いた。

コツコツと無機質な足音を響かせながら通路を歩き、少し肌寒くなってきた東京の空気とはしばらくお別れ。大地から大空へ空間は移動する。

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紋寿司『食べログ』

普段通りに生活をし、仕事をし、成長を続ける無邪気な息子の笑顔に癒されながらも、高まる気持ちは『地球の歩き方』に押さえ込んだ。
トランクに詰めたのは旅先に合わせた季節外れの洋服と、残していく家族への罪悪感。大丈夫、お土産スペースは空けておいたよ。

出掛ける直前に買ってあげた息子への洋服は僕なりの罪滅ぼし。
サイズがピチピチな物を買うところは相変わらずのツメの甘さを露呈。

10月16日土曜日の夕刻。
いよいよ当日を迎える。
あれだけ楽しみにしていた日だったけれど、いざ離れてしまう家族を思うと既にホームシックな気持ちでいっぱいになる。
見送る嫁の笑顔には淋しさと嫉妬を感じずにはいられない。ごめんね。いつか皆で行こう。
こんな待遇は今まで受けた事がない。重たいトランクケースは次々に運んでくれ、車のドアまで開けてくれ間柄は正に『富豪と執事』。
運転手さんが身に付けている純白の手袋を見ると高級感に拍車をかける。
そう。それがこのサービスのポイントの1つでもある。要は『差別化』。
ハイヤーは一路成田空港へ向かう。

「一番好きな場所はどこですか?」
そんな質問をされたら迷わずこう答えるだろう。
『空港』と。
旅行に出掛ける出掛けない抜きに、この空間がたまらなく好きな自分。
広いエントランスホールに、沢山の旅行客。見上げる黒と白のコントラストには行き先を告げる掲示板。

文字盤を読んでいるだけでも、その先の『物』をイメージできる。
どんな国なのか、どんな場所なのか、どんな文化なのか。一番にどんな『出会い』があるのかと。
今回予約して頂いたのは『CHINA AIR LINE』
「中国か……」
なんて複雑な気分になったけれど、どうやら母体は台湾らしい。行き先に胸踊らせている自分らにとって箱は何だっていいんだけれど。
と言う訳でなぜか一安心。

身に付けていたアクセサリーを外し、ベルトを抜いたブカブカのズボンを押さえ、パンツが見え隠れしながら抜ける始めの税関。苦笑が起きた。
用意した100円ライターを全て没収されたのがこれまた計算外。というか素人感まるだし。
旅は行き慣れていないとスマートに行動が出来ないな。
税関を抜けると、そこは旅行者で溢れかえる。
軒並み連なるブランド店を横目に本屋へと向かった。
お客さんがついに出版した本を見つける。
『政治家がいなくなる日』
ハワイにはちと違う……かな。(本日購入)
手にしたのは相変わらずの『ゴルフ雑誌』
ここまで来ると病気です。
出国に向けての気持ちを煽るには酒が一番相性がよい。
専用ラウンジでは一足早い小宴が始まる。


連れて行って頂く社長さんのこれまでの旅話を肴にし、時刻を進めた。
窓越しに反射する機体を見ると、これから長いフライトを一緒に共にする『相棒』の感覚になる。今イチ安心感に信用を置けない飛行機。不安を抱かないと言えば嘘になるので、
「頼むよ」
なんて言葉を頭の中で囁いた。

コツコツと無機質な足音を響かせながら通路を歩き、少し肌寒くなってきた東京の空気とはしばらくお別れ。大地から大空へ空間は移動する。

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