心の学び・・・破壊からの決心 | *エルマーの森*

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 前回のブログ🔻

  

 

 

 

 

 その続きです。
 
私を襲った最大の「破壊」
 
去年の11月のとある土曜日
早く仕事が終わったから
買い物して帰ろうと思ったけど
やっぱり、寄り道せずに帰る事にして
家の方向へ自転車を走らせたけど
 
いやいや、ちょっとだけスーパーに寄ろうと
方向転換。
 
んーーーー・・・・・
やっぱ、いっか。
冷蔵庫に色々あったし
それで晩ご飯何か作れるか。
 
と、数分の間にあっちこっち考えて
結局どこにもよらずに帰宅。
 
なんとなく時計をみたら
15時24分でした。
 
 
家に帰って
玄関を開けたら
なんか
いつもと何かが違う。
 
 
部屋でいつも寝てる母がいない。
 
 
気配がない。
 
 
奥の和室の前に母のスリッパがあったので
和室にいるのかと思ったけど
やっぱり、
いつもと何かが違う気がした。
 
 
 
前日の夜に
和室の箪笥をゴソゴソと
何かを探してて
「何探してるん?」って聞いても
何も答えず。
 
 
 
探しものの続きをしてるのかと思って
手を洗って
和室を覗いたら
母が倒れていました。
 
 
探しものをしてる途中で
何かあったのかと思って
 
「お母さん!!!」と呼んでも
返答がなくて
 
駆け寄ったら
右手が痙攣して
目を見開いて
意識がない。
 
 
そして、
首に赤い痕があるのに気づいて
開け放たれた洋服ダンスを見たら
いつもパンパンに詰まってる洋服を全部出して
そこに
ピンク色の紐がぶらさがっていました。
 
 
母の頬を叩きながら
お母さん!!!!

お母さん!!!!

 

何、したん!!!!!!!

 

叫んでも

叩いても

反応が無い。

 

 

すぐにお姉ちゃんに電話しなきゃ

・・・でも、この状況を言ったらパニックになって

その状態で車の運転はさせられへん。

 

弟は・・・仕事中やから電話かけても出られへん。

 

お姉ちゃんの旦那に電話したら

お姉ちゃんと一緒にこっちに来てくれるか。

 

 

いや、その前に救急車や!

 

 

どんなに具合が悪くても

救急車を呼ぶと近所迷惑になるから嫌やって

常日頃言ってたけど

そんな事、どーでもいい。

 

サイレン消して来てもらおうかとかも思ったけど

そんな事も、どーでもいい。

 

 

119に電話。

 

 

住所、名前、生年月日、年齢、性別を伝え、

家に帰ったら

母が倒れていて

首をつったらしい。

意識がないから

すぐに来てください!!

 

早く!

 

早く来てください!!!

 

 

電話の向こうは落ち着いていて

その落ち着きにイライラしたけど、

私も落ち着いて

現在のかかりつけ医、

既往歴

入院歴のある病院を伝え。

 

その時も

母は痙攣は止まらず

目はうつろ。

 

とっさに心臓マッサージをした。

 

 

電話の向こうから

救急車、今向かってますからね。

 

救急隊が付くまで電話を繋いでおいきますから

何か急変したら教えて下さい。

 

心臓マッサージはそのまま続けててください。

と、言われました。

 

 

 

大声で

母に呼びかけながら

心臓マッサージをした。

 

病院に入職した時に

救命研修を受けた。

その時に心臓マッサージの方法を教わっていたから

出来たんだと思います。

 

とっさに

家の鍵を開けに行って

「家の鍵を開けておきました。

到着したらそのまま入ってきてください、

奥の和室にいます」

と、伝えました。

 

 

数分して

救急隊が到着して

心臓マッサージを交代してもらって

すぐに義理の兄に電話をした。

 

 

仕事から帰って来たら

お母さんが倒れてて

今、救急車呼んで病院に行くから

すぐにこっちに向かってほしい。

 

それだけを伝えたら

救急隊に「電話は後にしてください!」って言われて

もう一度、既往歴などを伝えた。

 

既往歴が重要だという事も

病院に勤めてわかった。

 

 

すぐにストレッチャーに乗せて

外へ。

 

母の保険証とお薬手帳を持って

私も後を追って行ったら

 

「○○さんですか?」と誰かに声をかけられて

近所の人か、管理人さんかなぁ・・・と思ったら

警察官だった。

 

 

「ちょっと、お話いいですか?」

 

・・・え?今ですか???

 

「家の中を見せて下さい。」

 

もう一度家に入って、

説明して

「遺書のようなものはありましたか?」

 

・・そういえば

リビングの机に小さな紙に

私達に向けて

姉・弟・私

それぞれ2行ほどの

メッセージを

震える文字で書かれていた。

 

 

その内容を無線で伝えている。

無線の向こうの人に

「娘さんは、救急車に同乗されるようです。」と言ったら

無線の向こうの人は慌てて

そっちを先に優先させてください!!!!!!!と言った。

 

・・・・でしょうね。

 

救急隊も玄関口で待ってるんですけど!

早く行かせてくれ!!!!

 

警察官が先に外に出て

玄関には見知らぬ靴があって

何だ?この靴?誰のだ?と思ったら

警察官が、ビニールのカバーを足にはめたまま出てて

「あの、これ忘れてませんか?」と靴を返してあげた。

 

「戸締り、忘れないでくださいね」なんて言われたけど

 

お前は靴を忘れんなよ!!!!と心で思いつつ

 

「お名前と連絡先だけ教えてもらっていいですか?」と聞いてきたので名前を言ったら

「えっと・・・漢字はどのような漢字ですか?」って・・・

 

「佳」の漢字がなかなか書けない・・・・

 

平仮名でいいやろーーーーー!!!!!!!!

と、心で思いつつ。

 

もう、行ってもいいですか!!!???

 

靴、忘れんなよ!!!!とは言いませんでしたが。

 

 

救急隊と一緒に階段を駆け下りて

「あっちの白い方の車に乗ってください」と言われた。

 

白い方の車?????

 

何だろ????

と、思ったら

 

救急車と消防自動車も来てたーーーーあせる

 

救急車を呼んだら

消防車も来るのね。。。。

 

お騒がせしちゃったよー。

 

って言うか、

いくら慌てても

間違えて消防車には乗りません・・・・

 

救急車に乗り込んだら

搬送先の病院はもう決まっていて

近所の大学病院が受け入れをしてくれる事になってました。

 

良かった。

 

救急隊の人が

運転手に

「慌てなくていいから、安全運転で行ってください」と言ったのを聞いて

助かったんだなって思った。

 

救急車の時計を見たら

15時50分前。

 

家に着いて

30分たらずの出来事。

 

 

 

あっと言う間に

大学病院の救急救命センターに着いて

病院で働いていた頃

ここの救命センターともやりとりをしていたので

「こんな風になってるんだー」って、キョロキョロしてしまいました。

 

「ご家族の方はあちらでお待ちください」

と、言われて

待合へ。

 

そこに座って

落ち着いた途端に

涙が溢れた。

 

 

何てことをしたんだ。

 

怖かった。

 

もしも

私が買い物をしてのんびり帰ってたら・・・

間に合ったかな。

 

その前日にも

私は母にひどい事を言ってしまった。

 

だから

あのままで終わらせるなんて

そんなの嫌だと思った。

 

 

心臓マッサージをしていた時に

なんだかわからないけど

母の魂や

ご先祖様たちから

「助けて」という思いが伸し掛かって来たような気がした。

 

 

その時に

わかった!!!

私が助ける!!!

私が助けるから!!!

このまま逝くな!!!!

って、強く強く心に思いました。

 

 

このまま

こんな形で母の命を終わらせるわけにはいかない!!!

そう、思いました。

 

 

 

その時に

私は心の学びをする。と、決心しました。

 

 

 

待合で

ポロポロ泣きながら

やっと弟にも連絡がついて

しばらくしたら義理の兄が作業服姿で到着した。

 

姉がいない・・・

 

仕事に行ってたらしく

そのまま軽トラ飛ばしてきてくれたみたい。

 

姉には、

家に帰ったらゆっくり話しとくわと言ってくれた。

 

 

一通りの検査が終わって

病棟に上がる前に

お顔だけ見ますか?と言ってくれて

母に会わせてもらった。

 

呼びかけても返事はないけど

目が合ったような気がした。

 

・・・もう、大丈夫だ。

 

 

しばらくして弟も病院に到着して

数時間、義兄もいてくれた。

 

 

 医師からの説明の前に

看護師さんからのお話

今までの経緯などを聞かれた。

 

その時、

母の意識は戻った事を聞いて一安心。

 

検査結果など医師からの説明。

目の前にいたドクターは

働いていた病院にも来ていた

非常勤の先生。

 

…なんで、お前がここにいるんだ!!!!!

と、心で叫んだほど

ろくでもない先生。

 

話がほとんど入ってこない笑い泣き

 

これも、運だな…。

 

主治医は代わるからまぁいい。

 

 

ドクターからの説明も一応終わって

帰宅。

 

その後、姉から大泣きで電話がかかってきた。

 

内緒にしようと思ってたわけじゃない事。

土曜日だし義兄と一緒にいると思って

お姉ちゃん、きっと取り乱すから

義兄に電話をしたと伝えた。

 

 

翌日、看護師さんから言われた必要な物を届けに

病院へ行って

入院手続きをして

母の様子を聞いた。

 

落ち着いてますよ。としか教えてもらえず…。

 

母は携帯やスマホを持ってないから

連絡の術もなく。

待つしかない…。

 

その日の夜に

母から電話があって

マスクと、お花の本を持ってきて欲しいと言ってきた。

 

会話もできるし

ちゃんと理解してるみたい。

 

「助けてほしくなかった」なんて

そんな事を言っていたけど

お花の本を見ようと思った事が

私は嬉しかった。

 

 

 

ここの救命センターには

長くはいられないのはわかってたし

そして、

メンタルヘルスの病棟をコロナ患者の為に使っているから

メンタルヘルス科で入院は出来ないと言われ

転院する事に。

 

なるべく近所が良いです。とだけ希望を言って

近所の精神科の病院を紹介してもらった。

 

 

そこの病院のソーシャルさんと家族面談をして

病棟を見学させてもらった。

 

もしもまた同じことを繰り返したら

個室に入る事になります。

と、その個室を見せてもらった。

 

24時間カメラで監視された

まるで牢獄のような部屋。

 

こんな所に母が暮らすなんて

考えられなかった。

 

ソーシャルさんと話して

ここに転院させてもらう事にした。

 

 

 

その後、

とてつもなく具合が悪くなって

あの病棟見学の時に

なんだか色んなモノが憑いてきたのかと思って

私に憑いてきても何も出来ないよ!

私は私の母、ご先祖様の事で精一杯だから!

 

自分の家族にすがってくれ~。って思ってしまった。

 

 

あんな所に母を連れて行きたくない。

 

 

そう思って

涙が溢れた。

 

大学病院のソーシャルさんにも

泣きついてしまった・・・・

 

治す為に行くんやで。

治療しに行くんやで。

 

そう言ってもらって落ち着いた。

 

 

 

救命に入院してから1週間後

転院の日に

やっと母に会えました。

 

よたよたとしてたけど

自分でしっかり歩いてる。

 

また

「助けてくれなくてよかったのに」

なんて事を言ってた。

 

 

転院先の病院に着いて

主治医の先生と面談。

 

 

母は帰りたいと言ったけど

この状況で家に連れて帰る事は

出来なかった。

 

「もうやらない?まだ死にたいと思ってる?」と先生が聞くと

母は

「やらない」とは言えなかったから

入院は必要と判断された。

 

本人は入院を拒否しても

家族の判断で入院する、保護入院という形。

 

その判断を下すのが

本当につらかった。

 

どうしますか?と先生に聞かれて

姉は泣いて何も言わないし・・・

そんな時、弟が

「どうするも何も入院するしかないんちゃうん」

と、あっさり言った事で

入院する事に。

 

連れて帰りたいと思ったけど

それは単に情に流されてるだけ。

 

母の為にはなってない。

 

女は情に弱いよね・・・・。

 

 

入院計画書には11か月と書かれていた。

 

 

母は

個室に入るような事はなく

4か月が過ぎました。

 

今はもう

私も泣かなくなったけど

やっぱり

あの時の母の顔や状況は

頭からは消えない。

 

それが思い浮かんでは

毎晩涙が溢れて

泣きながら眠った日々が続いたけど

もう、泣く事はない。

 

 

あの時の母の様子を知ってるのは

私だけ。

 

姉も弟もそれを知らないから

この苦しみはわからないだろう・・・。

 

だけど

私は、この苦しみを

この悲しみを

涙が溢れる事を

弟に話した。

 

知っててほしかった。

 

 

転院して

1か月が過ぎた頃に

先生と面談して

だいぶ落ち着いてきている事、

そして

なんであんな事をしてしまったのか・・・と

思うようになってきてる事を聞いた。

 

そこで私は

母に作業療法として

何か編み物とかお習字とか

出来る事はないか先生に相談してみたら

母は

「パッチワークを始めてみる」と言ってくれた。

 

鬱になってから

手仕事的な事は

何も出来なくなってたから

それは本当に嬉しかった。

 

 

 

家にあるパッチワーク用の布と

えんぴつと本と・・・色々、持ってきてと頼まれて

何か作って欲しいのある?と聞いてきたので

小さなポーチをお願いした。

 

それが、これ。

 

 

インスタではすでに紹介しました

このポーチ。

 

私の、宝物です。

 

 

破壊のまま終わらせない。

 

 

破壊と再生を繰り返して

私達は生きている。

 

 

どんな事があっても

自ら命を絶つ事は

絶対に許されない。

 

絶対に。

 

 

やってはいけない事。

 

 

 

 

そこまで母を追い込んだものは何なのか

自分を責めたりもしたけど

考えても考えても

答えなんて出ない。

 

 

ただ

この事で

私は本気で心の学びをしようと思ったんです。

 

 

目の前に起こる事全てから

学びを得て

無駄にはしない。

 

 

どんな事も

自分の中にある。

 

とことん

本当にとことん

自分自身を見つめる事。

 

外へ

外へと意識が向いていると

自分を見失い

軸がぶれて

他人軸になってしまう事。

 

 

母に対して

イライラしたり

腹立たしく思う事についても

自分の中にも

その要素がある事に気付く事もあった。

 

 

 

5月の連休明けに

母の退院が決まりました。

 

もうコロナに対しても

「コロナなんかに負けてられへん」と言うまでになれた。

 

ずいぶん回復できたのも

今の病院の先生のおかげで

他のスタッフの方々のおかげ。

 

本当にそう思います。

 

 

 

あれだけの事をして

今は「あれが食べたい。これが食べたい。」なんて

我儘を言う。

 

 

 

ほんと、勝手だよな。

 

 

 

勝手だよ。

 

 

 

そう思うと

また腹が立ってくるけど

それでいいや。

 

 

 

みんな、

結局は、自分勝手なんだ。

 

 

私もそうだ。

 

 

我儘で

自分勝手で

本当に腹が立つ。

 

 

目の前に現れる人は鏡だと言う事も

やっとわかった。

 

本当に、そうだった。

 

 

鏡だ。

 

母も鏡だ。

 

 

私はこれからも

母を見ながら

自分自身を見る。

 

 

外へ意識が行ってしまっても

自分へその意識を戻す事が

出来るようになった。

 

それは大きな成長だと思っている。

 

 

まだまだ心の学びは終わらないし

これからも次々と学びの課題はやってくるだろうな・・・

 

その度に

私はじっくりと自分を見つめて

自分の中から答えを出せるようになりたい。

 

 

この数か月

本当に色んな事があった。

 

全部、必要だったんですね。

 

 

 

 

 

もうね

今は本当に大丈夫ですウインク

 

 

 

心配のメールなど

個別に連絡は不要ですので

ご理解くださいね。

 

 

 

私は

乗り越えたから。

 

 

 

破壊のまま終わらせない強さを、

ほんの少しだけど

手に入れたから。

 

 

 

 

 

次回は、心の学びのきっかけとなった

ある一冊の本をご紹介しようと思いますニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

テレビのニュースで

自殺者の人数が報じられているのを見て

今までは、

その数は単なる数字としか捉えてなくて

その数に秘められた

想像を超える悲しみや苦しみがある事を

私は考えた事もなかった。

 

 

 

どんなに苦しくても

自ら命を絶つことはやめてほしいと願います。

 

 

 

 

 

苦しい世の中だけど・・・

 

生きて欲しい。

 

 

 

 

苦しみから抜け出せる方法が

 

きっと

 

きっと、あるから。

 

 

生きて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我儘で

自分勝手で

わかってあげられなくて

ごめんね。

 

 

 

自分の事も

相手の事も

大切に出来る人に…

愛せる人に…

なるね。









 

 

 

 

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*elmori*は

エシカル天然石を推奨します。

 

 

 

 

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採掘や生産の過程において

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