真愛のお部屋 -260ページ目

高校生~出会い編~Ⅱ

優ちゃんと仲良くなってから、真樹子ちゃんという市内の大人っぽいコ、亜依ちゃんというノリのいいコと一緒に行動することが多くなった。


真樹子ちゃん・亜依ちゃんのお陰でクラスの何人かとも話すことが出来た。


友達も出来始めた頃、本格的に授業が始まった。

ガイダンスでは予習・復習は必ずやること!耳にタコが出来るほど、各教科の先生に言われた。

特に数学!ガイダンスに来た先生はまさに『数学教師』の雰囲気たっぷりで、ガイダンスの時には、生徒が解けないと嬉しくなっちゃうんだよね~とか上から目線な先生で、1年間この人に数学を教わるのかと思うと嫌気が差した。

中学1年の時の数学の先生にものすごく似ていたし、私が数学嫌いになった原因がこの中学の時の先生だったから。受験の時も唯一不安だった教科が数学だった程。本当に数学の授業が始まるのが憂鬱だった…



そして、憂鬱だった数学。チャイムが鳴った。



ガラガラガラ



小柄な若い男の人が入ってきて、黒板に名前を書いた。


敬「1組の皆さん、初めまして。これから1年間数学を受け持ちます、佐藤敬といいます。8組の副担任をしてます。」




教卓のまん前の席だった私は……












目の前で自己紹介をしている先生に釘付けになった。