本日は少し前に入荷しました Fleischmann のNゲージ 
#731171 Rh 1116 Railjet OeBB DCC サウンドバージョンをご紹介します。




エルマートレインの新入荷情報


やはり、Fleischmannの今年の主力製品のひとつでかなり力が入っているようです。Railjetはすでに、Hobbytrainなどからも製品化されていますが、本製品は全体のつくりや走行性能は危なげないまとまりで安心感があります。ただ、最近のFleischmannに限らずコストカットの結果でありましょうが、パンタグラフが妙に弱弱しく、不具合品も時々目に付くのが気になるところです。



さて、Fleischmannが近年Nゲージモデルで取り組んでいるサウンド化ですが、このRailjetがひとつのモデルケースとしてラインナップされており、その独特の”ドレミ”音で人気の高い車両を一種のフラッグシップモデルとして位置づけています。




Nゲージのサウンド付といえば、音が小さい、音が割れる、ノイジー、高音がきつくて聞きづらいなどと言うのが大体の印象ですが、本モデルはF1ボタンを押して電源の投入音が鳴ったとたんその音量にまず驚かされます。このような音量になれば、通常は音割れやノイズが気になるはずですが、続いてタイフォンや構内アナウンスを鳴らしても、特段問題はありません。その他のサウンドを次々選んでも同様で、全体としてHOに全く引けを取っていないというのが最初に受けた印象です。


もちろん、スピーカーのサイズやボディーの大きさに起因するようなNゲージ特有の低音域が出ない、多少のノイズなどからは逃れるべくも無いのですが、これなら十分Nゲージでもサウンドを楽しめるぞ!というレベルです。



確かに今までのNゲージのサウンド付ならば、好んで購入されるお客様は居られても、特段こちらから積極的に”勧める”という事はあまりありませんでした。製品によっては、かなり聴きづらいサウンドもあって当たり外れも大きいように思えたからです。しかし、これならば”勧めてみたい!”と思わせる物があります。


今回の製品ではずいぶん音に関して試行錯誤したものと思われますので、その点で素直にメーカーには敬意を表したいと思います。



その他、ROCO HOのRailjetではそうでしたが、ヘッドライトのハイビーム機能をそのままNでも再現してくれた点を特筆しておきます。これだけの機能が付いて3万円台というのは、一昔前のFleischmannの価格を思えば絶対お買い得ですね。



動画をご覧ください。(↓クリックしてください)





ファンクションの一覧です。

F0 ヘッド/テールライト
F1 走行音
F2 ホーン(低+高)
F3 ホーン(低)
F4 ハイビーム(ヘッドライト)
F5 ホイッスル
F6 暫時加減速OFF
F7 コンプレッサー
F8 アナウンス
F9 shunting gear off(低速モード)
F10 ミュート(消音)
F11 ホーン(高)
F12 キャビンアナウンス
F13 キャビンアナウンス
F14 駅アナウンス(Graz)
F15 駅アナウンス(Salzbulg)
F16 連結音
F17 キャビンアナウンス
F18 キャビンアナウンス
F19 加速指標"Meep meep"