こんにちは、イトウエルマです。
毎月６日はdancyu発売日でした。
こちら
そこでもうひとつクイズ。
毎月１０日発売の月刊誌はなんでしょう。
はい、旅の手帖ですね！大正解！！
パチパチ👏
ということで１２月号、当方はサウナ体験のイラストルポ係に任命されまして
葛西の「湯処葛西」でととのって参りました。
正直、このご依頼が来るまでは
世間のサウナブーム、殊に「ととのう」については
懐疑的な気持ちでおりました。
「サウナ、気持ちいよね（だって私フィンランドでサウナ体験してきたもん）
で、ととのう、って何よ。
いかにも理屈屋が作り出したオカルトっぽい。
オーディオ好きとかの、銅線だと音が変わるだの
ここに置くと低音の響きが違うだの、
素人には掴みきれない世界と同じなのでは？
というか、それ、ほんとにあるの？？？
（だからサウナなんて好きに入ればいいじゃん！）」
と思っていたのです。
そんな私に旅手の編集Kさんが引き合わせてくださったのが
熱波師のみーさん。
ととのう体験に衝撃を受けて熱波師修行を積み、
熱波師になったみーさんですが、
持論は「好きに入るのが一番です」
（ははっ、意見が合いましたな）
とはいえ、やはり「ととのう」には興味があります。
ととのうために必要な一連の方法を伝授していただきました。
（ポイントをしっかりルポしましたよ。
詳しくは旅手をどうぞ！）
こうして、ととのうために必要なステップをこなし、
いざ、ととのうタイムを迎えてみて、びっくり！
「ととのう」はなんともいい心地を味わえるのですね。
オーディオ世界のような曖昧で難解なものなどではありません。
いや、オーディオに関しては私がポイントを掴みきれてないだけかもしれませんが、
ともかくも、サウナに関しては
自分が知っていたのに忘れていた感覚が蘇ってくるような気分！？
感覚が研ぎ澄まされるような！？
世間が騒ぐだけあります。
この間、みーさんは決して感動の押し売りはせず、
こちらが何を感じたかを聞くまでは
ひたすら黙ってニコニコしている。
（私なら我慢できず言っちゃいそうです。
ほら、ぼーっとしてきたのに頭が冴えてきたでしょ。
これが「ととのう」なんですよ。
人によってはこの時間にいい発想がひらめいたりとかもあるんです。
ととのった！ ととのった！？ とか）
ととのうためのステップは１度やると頭が冴えて、
二度目以降は強力にリラックスしてきます。
このとき私は珍しく仕事が忙しくて
腰は痛いし、締切が守れるか不安で寝付きが悪くて
体調が大変なことになってました。
しかし、ととのってからは猛烈な眠気がやってきまして
どういうわけか不安だった締め切りのことも不安ではなくなって
（それでいいのか自分！？と思いつつも気持ちが楽になったのです）
この日の晩からぐっすり眠れたのです。
眠れなくなったらサウナでととのえばいいのだな。
（この辺もルポしました）
とてもいいことを知った！
実はみーさんが一番知ってもらいたかったのもここ。
ととのう、は熱波やロウリュで強引に作り出せる。
それで、ととのうまでで満足しちゃうお客さんは多いけど、
サウナにはその先があるんです。
サウナの魅力をもっと知ってもらいたい！
というのを、みーさんはお客さんが気づくまで
口に出さずにじっと見守っているのでした。
確かにこの手の感動は押し売りされると半減してしまう。
自分で見出した方がより強く感じられますものね。
しっかり眠れて、腰の痛みもかなり軽減されて
（とはいえ、サウナ後３日目にはまた腰が痛くなりました。
一度のサウナの効力は２日ほどです）
サウナのおかげかはわかりませんが
原稿のラフも本書きも、
本来の私の２倍速以上の速さで終わりました。
（いつもはなんだったんだ、自分 汗）
やはりみーさんがよかったんでしょうね。
みーさんという素晴らしい熱波師さんにご指導いただけて
読み応えのある誌面になったのでは、と思います。
（自画自賛！？ ぜひご覧になってください）
みーさんを探し出してくださった
編集Kさんもイラストルポに登場しております。
Kさんもサウナでものすごく癒されてましたよ。
（もちろんKさん、遊んでいたわけではありません。
手綱を締めて自由きままな当方をしっかりと導いてくださっています）
そんな様子をぜひ本誌で！
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