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籠を携えて森の中へ

自然の恵みに感謝、その覚書

  長女の収穫に刺激されたのか5年振りに次女も参加して家族4名で御山でキノコ狩りを楽しみました。朝7時に駐車場を出発しぐるーっと銀座を下から大廻りする計画です。御山は冠雪もなく快晴です。


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  こんな処から歩き始めました。大勢が入っている所為か最初はナラタケもチャナメも余り見つかりませんが、適度に採れて娘らも楽しそうです。


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  上がり始めて1時間ほどたった場所で次女がホウキタケを見つけました。小学生の頃に一緒にキノコ狩りに出かけた経験は活きていたようです。


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  長女は頂上付近で一人いなくなったと思ったらその3倍位の量のホウキタケを採って来ました。この前も見つけたので経験の差かな。


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  最初に連れ合いが手の平大のクロカワを見つけました。それから真剣モード。お蔭でわたしも娘らもそれぞれ別々に見つけ、全部あわせると20本位採れました。ちょっと節度無い収穫になり、休日組には申し訳ない結果です。殆どが見つけ易い場所なので見逃したものでしょう。先日のナラタケ目の所為でわたしも多分跨いでいたと思います。写真は一例。5個隠れています。


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  チャナメは群生というほどのものはありませんでしたが、歩くほどに収穫は増えましたので、4名で結構な量になりました。ナラタケは沢山出ています。こちらは先日かなり採ったのでセーブしました。でも、やはり全員合わせると先日に近い量になりました。こんな幼菌の株もまだあります。これは採取していません。


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  サプライズはクリフウセンタケです。こんな小群生が見つかりました。今年も狙いのものが採れて満足です。これでオオツガ、ツガ、クリフウセンを今季現物確認でき、その違いが判りました。


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  最後は取り残されたハナイグチを拾いながら下り、楽しい散策を終えました。


  今晩は秋鮭にキノコどっさり入れた鍋でプレミアムモルツを頂きました。最高に旨いです。あと、クリフウセンとホウキタケで炊き合わせご飯をつくりました。少し工夫してキノコを炊いて汁だけ漉してご飯を炊きオコゲをつくり、最後にキノコを混ぜ合わせました。これで、オコゲも楽しめる炊き合わせが出来上がりました。オコゲの好きな方はお試しを。



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  早朝、赤松帯に入り宝探し。も、撃沈、あえなく退却。朽ちたアミタケ2本のみ。駐車場に戻ると花水木さんの車が見える。その頭上付近に紫アケビがあり、知人からプレゼントされたという仕込み伸縮鎌を借りて、捕獲を試みる。もうそんな季節になったんだな、実感。次回はうちの伸縮鎌も修理して持って来よう。そろそろムキタケも出始めるかも知れない。


  今日は一日中曇天で、薄着では寒いほどだった。シモフリだって出てもおかしくないかも知れない。ヤギタケは1本採ったし。花水木さんの話ではヌメリスギタケがもうとろけていたそうな。ハナイグチは刈られていてもう少ししか見当たらなかった。季節は秋終盤モードに突入か? と、思いきや、こんなタマゴタケを見つけた。どうやら依然として夏秋混在で山の季節は過ぎている様だ。まだベニテングの幼菌もあった。


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  まあ、しかし、これらが今日のメインテーマではない。いつもの駐車場に着いて花水木さんご夫妻と打ち合わせ時計廻りに斜面を上がることにした。最初の谷間でチャナメが見つかる。群生ほどではなく伐採された枝や藪周辺でぽつぽつと出ていた。ナラタケもそこそこ見つかり喜んで収穫。上がるにつれてメインコースから逸れてしまいご夫妻とはぐれた。後を追うため急斜面に取り付き中腹まで進んだところで携帯が鳴る。収穫が少ないため裏に廻るとのこと。わたしはこのまま予定通り上まで上がることにした。その直後から株立ちのナラタケが見つかる。文字通り目に飛び込んでくる感じだ。


こんなのとか


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こんなの


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  そのうち、視線をどこにやってもナラタケだけが見えてくる。ナラタケ目症候群に陥ったことを自覚した。腰籠がずっしり重くなった頃、目指した場所に着いた。ここで白姫様とか黒姫様とかを探すつもりだったが、ナラタケ目にはもう見えるものも見えないらしい。かろうじてチャナメだけは見えている。しかし、チャナメ祭りとの情報とはほど遠い感じがする。極力意識してゆっくりなだらかな丘の上を行き来しながら見て廻るが2種以外のキノコは目に入らない。諦めて急斜面を下りナラタケが少ない下のクロカワ畑に入る。下り始めた頃にはもう株立ち以外のナラタケは採らず、症状が重くなるのを防ごうとした。しかしやはり遠くを見ても足元を見てもナラタケだらけ。困った。キノコ一家さんなら歓喜する状況だろう。


  お昼の時間が迫ったので、駐車場に戻る。腰籠の太紐が肩にくい込んで痛い。籠のネットを縛らないとこぼれるほど採れた。嬉しいが嬉しくない。仕分けするとナラタケは2ネット約2キロほど、チャナメは100本ほどか。


  ご夫妻も戻り一緒に昼食。ボタージュスープを頂く。暖かくて美味しい。この間まで凍らしたペットを飲んでいたのがウソのようだ。ご夫妻もやはりナラタケだらけでチャナメの収穫は少なかったようだ。ジョンリーさんが釣り仲間と来ているとのこと。平日組は健在だ。


  午後は少し下へ降りてなだらかな場所を散策することにした。なかなかいい雰囲気の処だ。色々なキノコが見つかる。1時間ほど散策してご夫妻からまたまたはぐれていると、呼子が鳴った。その方向に戻り始める。と、前方20mほどにキノコの山が見えた。またもナラタケだ。症状は直らなかった。


これです。この株でほぼ1ネットあり。


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  駐車場に戻ると、ご夫妻はそれぞれオオモミタケを手にされていた。くやまれる。ご案内頂いたのに、今日は一日ブラザーズ状態で離れたところばかり彷徨しまわった。そんな反省をしていると噂の主ジョンリーさんが現れた。釣友の方とご挨拶。ほうとう鍋パーティの企画をきいた。参加したい。来週後半は能登だから参加は難しいかもしれないが。


  反省:せっかくご夫妻と同行しながら単独行に走りました。すんません。そして病気にかかりました。ナラタケ菌は怖いです。他のキノコが目に入らなくなる恐ろしい病気に罹ります。もう今季は姫様と出逢えないかも(泣)


  先週採った生ショウゲンジが冷蔵庫に残っています。比較的持ちがいいとは云え、そろそろ使いきらないと痛むし臭みも出てくるので、料理を二品つくりました。


  一品目は定番のナムルです。日曜の夕飯です。ベースはコメツガさんレシピですが、味付けにコチジャンを加えて少しピリ辛に仕上げました。ショウゲンジは傘の余り開いていない幼菌を選び手で割いています。茄子やゴーヤも加え白ごまもふりかけました。胡麻油、コチジャン、白胡麻とやっぱりごま風味が効いて美味しいですね。翌日残ったのをナムル丼にして頂き完食しました。他に朝釣った鯵のなめろうなど。


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  二品目は洋風肉じゃがです。ビーフシチューも考えたのですけど、ありきたりじゃないものをと、いろいろ探したら、ベッコフというフランスの郷土料理がショウゲンジと合いそうな気がしたのでトライ。専用の土鍋があるようです。でも持って無いのでグラタン皿と小皿の組み合わせで無理無理代用。具材は牛すね肉、豚バラ肉、鶏モモ肉にジャガイモ、玉ねぎ。これに湯でこぼしたショウゲンジを交互に重ねて容器に入れ白ワインと日本酒で満たして小皿で蓋をし、練った小麦粉で周りの隙間を埋めてオーブンで加熱すること2時間、うまく狙いの味に仕上がりました。蓋をあける時はキノコのつぼ焼きみたいな感覚です。塩胡椒とニンニク、数種のスパイスなどで味付ています。月曜の夕食に食べました。


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  これで冷蔵庫の生キノコはクロカワだけになりました。ショウゲンジは塩蔵するほど採らなくても上物の幼菌だけはもう少し採って色々な料理に応用してみたいです。さて、今週は何処へ入ろうか、思案中です。台風後に毒菌をゲットされた方もいるようだし、誘惑が多いな。取り敢えず今年もクリフウセンは採ってみたいと思っています。

  7月初旬、ひときわ庭で小鳥のさえずりがして、スズメとは違うなあと確認しに行くとつがいのメジロが見えた。毎日聞こえ、うちの周りを飛び交っている。そのうちに庭の柿の木に小さな巣を発見した。こんな住宅地で子育てしようというのか、何か感動した。


  7月中旬、花火大会に夫婦で出掛けた。その時も家の傍らの電線をメジロは飛び廻っていて、わたしらを追い越すように、夕暮れに消えた。それがメジロを見た最後だった。さえずりは聴こえなくなった。


  台風が過ぎ強風で柿木の葉がかなり落ちた。葉が少なくなった枝にメジロの巣は飛ばされずにしっかり残っていた。原型を留めている様だ。


  柿の収穫に合わせ記録のために写真を撮ることにした。その前に柿をもぎ始めたとき、なにやら聞き覚えのある鳥のさえずりが聴こえた。メジロが飛び交っている。一羽は確認できた。メジロのようだ。巣の主なのだろうか。警告しに来たのだろうか。メジロなど桜や梅の花見の頃しか余り見ないので生態が分らない。しかしちょっと不思議な体験をした。



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  メジロのつがいは戻ってきたのだろうか? 今年は卵を産んだようには見えなかった。うちに定住してくれるのだろうか? 少し楽しみが増えた。