7月初旬、ひときわ庭で小鳥のさえずりがして、スズメとは違うなあと確認しに行くとつがいのメジロが見えた。毎日聞こえ、うちの周りを飛び交っている。そのうちに庭の柿の木に小さな巣を発見した。こんな住宅地で子育てしようというのか、何か感動した。
7月中旬、花火大会に夫婦で出掛けた。その時も家の傍らの電線をメジロは飛び廻っていて、わたしらを追い越すように、夕暮れに消えた。それがメジロを見た最後だった。さえずりは聴こえなくなった。
台風が過ぎ強風で柿木の葉がかなり落ちた。葉が少なくなった枝にメジロの巣は飛ばされずにしっかり残っていた。原型を留めている様だ。
柿の収穫に合わせ記録のために写真を撮ることにした。その前に柿をもぎ始めたとき、なにやら聞き覚えのある鳥のさえずりが聴こえた。メジロが飛び交っている。一羽は確認できた。メジロのようだ。巣の主なのだろうか。警告しに来たのだろうか。メジロなど桜や梅の花見の頃しか余り見ないので生態が分らない。しかしちょっと不思議な体験をした。
メジロのつがいは戻ってきたのだろうか? 今年は卵を産んだようには見えなかった。うちに定住してくれるのだろうか? 少し楽しみが増えた。

