10月29日、Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで行われた『つばきファクトリー コンサートツアー 2023秋「可惜夜」』を観に行きました。山岸理子ちゃんと岸本ゆめのちゃんのホールツアー千秋楽となり、あとは11月6日の武道館公演を残すのみとなりました。

 

この日は昼夜2公演が行われました。私は1日に同じ公演を2回観ることはしないので、夜の部のチケットを購入していました。ところが、チケット購入後、会場のある金山駅前で小片リサちゃんのリリイベが同日に行われることが告知されました。そこで、これをハシゴするのなら、いっそのこと、この日は拡大つばきファクトリースッペシャルDayにして、金山でじっくりと両イベントを楽しむことに決め、つばきの昼の部のチケットも一般販売で追加購入しました。

 

前週の『60TRY部』水曜日には、りさまるがゲスト出演し、新曲がオンエアされました。M-line Musicでのショートver.公開を経て、リリイベ前日の10月28日には新曲『映画の趣味が合うだけ』のMVも公開されました。

 

1stシングル『どっち』に続き、今回の『映画の趣味が合うだけ』も良曲である上、MVでは、後半のデート目線のシーンが素晴らしいです。

目のどアップに寄る2:32が印象に残る

 

ちなみに、同日、浅倉樹々ちゃんの『プラトニック・プラネット』のカバー歌唱動画も公開されていますが、こちらもとても良かったですね。

この可愛さに抗うことは困難

 

まずは、アスナル金山でのりさまる2ndシングルのリリイベ。ミニライブと一言お話し会の第1部が13:15から行われました。私は30分ほど前に着いたので、とりあえず2階のテラス状になった通路から観ることにしましたが、すでに最前列は埋まっていました。

 

優先エリアはベンチが置いてあり、そこは着席での鑑賞。ベンチの後ろは立っての観覧となっていました。また、この会場では楽曲中のコールは禁止、MC中の声出しはOKというレギュレーションでした。

 

 

 

詳細は1,2部まとめて後述します。

 

ミニライブ終了後、りさまるは、「2部にもまた戻ってきて」ということを述べ、かなりいたと思われる、私を含むつばきとの掛け持ち組に心配りしていました。

 

2部をしっかり観るために、CDを予約して、優先エリア入場券と一言お話し会参加券を確保し、つばきファクトリーの昼の部のため、2ブロック先という至近にあるNiterra日本特殊陶業市民会館へ。開場時間の14時頃到着し、グッズ販売所に行くと、ゲットしたかった八木栞ちゃんのマフラータオルは既に売り切れ。

 

昼の部は、一般販売ともなるとファミリー席の方がまだ良い席だろうと予想して購入しましたが、2階には列が多くはない中でも私の席は後方で、すぐ後ろは一般席が3列あるのみだったので、あまり差はなかったようです。

 

つばきの昼の部が終了すると、すかさずまたアスナル金山に急いで引き返しましたが、つばきのMCの時間が多目にとられていたこともあり、到着はほぼイベント開始時刻になっていました。しかし、掛け持ち組の中では早い到着だったようで、3列目の真ん中に座ることができました。このような状況への配慮から、2部の開始を10分遅らせるという対応が取られました。

 

1部は日差し一杯の中でしたが、2部では日が暮れてきて、また違った雰囲気となりました。りさまるも屋外は久しぶりだが、このように状況が変化するのも屋外らしいという印象を語っていました。

 

ハロプロのいわゆる接触イベントというものには、ほとんど参加してこなかったのですが、今回は久しぶりに参加しました。

 

初めて参加したのは、コロナ禍直前のつばきファクトリー『意識高い乙女のジレンマ/抱きしめられてみたい』の握手会。といっても、この頃はまだつばきファクトリーのこともあまり知らず、ミニライブを観るのが主目的でした。次は同じ時期の井上玲音ちゃんの2nd写真集発売記念イベント。

 

その後、ハロメンのことを色々知るようになり、むしろなんだか照れ臭く、恥ずかしくもなり、参加していませんでした。しかし、ソロで、もうすぐ25歳のりさまるなら、気軽に話せそうな気がしたため、参加してみて良かったです。

 

そして、この日の最後はつばきファクトリーの夜の部。りこりこときしもんの最後のホール公演。1階14列の真ん中のブロックだったため、熱気がすごく、とりわけ『アドレナリン・ダメ』の「そりゃもう わかってますよ」から「私の人生 私が面倒見るんだ ooh」にかけての連続したコールは、これまでに増して凄かった。現場で体感する価値があります。

 

では、感想や当日の出来事など。

 

【小片リサ イベント】

 

・ スタッフによると、アスナル金山は2016年ぐらいに使って以来。ソロアーティストが増えてきたので、名古屋の中心地で駅前の好立地のここは大事にしたい。→ 私が印象深く記憶しているのは、2018年、DA PUMP『USA』のリリイベの動画。

 

・ 東京以外でのリリイベは今回の2ndシングル関連が初めて。したがって東海地方も初めて。

 

・ 屋外で、かつ多くの人が通りかかる駅前で、どれだけの人が集まってくれるかと心配していたが、めっちゃ集まってる、と思った。

 

・ ソロになってから、色々な音楽関係の人と話す機会があり、グループにいた時には見えなかったことが見えてきた。

 

・ 『映画の趣味が合うだけ』は2日間で3回録り直しをするほどにこだわった。

 

・ 声質のこともあり、『どっち』のようなしっとり路線が合うと思われているが、弾けるような楽曲など幅を広げていきたい。今回5曲がリリースされているので、いつかすべてを聴かせられる機会ができると思う → りさまるの楽曲は良曲揃いで良い。また、息を吐きつつのような発声や、地声とファルセットの境目が非常に心地よい。

 

なお、セトリについては、よく拝見しているもんちさんのブログに記載されていましたので、リンクさせていただきます。

 

【つばきファクトリー】

 

・ 開演前に、これまではなかった「希空、八木栞」という凱旋を祝うコールが、アンジュルムの橋迫鈴ちゃんのように(BEYOOOOONDSの山﨑夢羽ちゃんは無声ペンラの頃に見たことあり)行われた。

 

・ これまで階段状のステージを見慣れていたが、今回はステージ前方は会場の舞台、後方の半分ほどがせりあがった広めな平面という構成。後方部はそこそこ高いので2階席から近く感じた。そして後方のせりあがり部分の前面にライトが埋め込まれているという、これまでのホールコンサートよりも派手なライティングになっていてグッド。

 

・ 1曲目『間違いじゃない、泣いたりしない』のイントロにきしもんのフェイクが入る。きしもんの歌声をようやく聴け、そしてラストツアーに間に合い、本当に良かったとしみじみ思う。感無量。

 

・ 『間違いじゃない、泣いたりしない』にはイントロの前に導入部が追加されて、英語のセリフがある。夜の部は八木栞ちゃんだったが、昼の部は河西結心ちゃんが担当していたような気が。

 

・ 衣装は3種類。最初は黒に赤いリボン、2着目はピンクと白のニットやブラウスっぽいもの。3着目は以下の写真にあるアイドル衣装の王道。

 

・ 2着目の小野瑞歩ちゃんのものは、胸元を豊かに強調したものとなっており、非常にセクシー(財津一郎さんは「非常にキビシー」。合掌)。


・ 着替えの幕間に流れた映像は、卒業する2人の送別パーティーという想定のもの。


・ 昼の部で新リーダーが新沼希空ちゃんになることが発表される。冷静に全体を見ていて、コメント力もあるので適任だと思う。6月にはアンジュルムの新リーダー上國料萌衣ちゃんの発表の場(中野サンプラザ)にも居合わせたので、偶然2度続いた。

 

・ 『マサユメ』のきしもんは渾身の歌唱で、迫力に圧倒された。

 

・ りこりこのホール初舞台は研修生時代の2013年のハロコンなので、はや10年選手。

 

・ りこりこは本当に嬉しそうな笑顔を浮かべ、最後まで楽しんでいる様子で、観ている方もそんな姿にも満足感を得られた。

 

・ 夜の部の『足りないもの埋めてゆく旅』で秋山眞緒ちゃんが泣いてしまう。

 

・ 夜の部の締めのMCでは、まず河西結心ちゃんが泣きそうになりながらなんとかこらえようとするも、やはり泣いてしまう。秋山眞緒ちゃん、小野瑞歩ちゃんも。そして、あまり泣くイメージのないきそちゃんまでも泣いてしまい、りこりこらメンバーが驚く。

 

・ ホールツアーでしかやらず、武道館ではやらない曲があり、今日で卒業の2人とは最後なので、寂しいと感じる曲があったとのこと。

 

・ 豫風瑠乃ちゃん(昼の部)。きしもんを「きしめんさん」と呼ぶのは、名古屋名物の「きしめん」からではなく(そもそもこれまで食べたことがない)、「きしもん」と「イケメン」をくっつけたのだそう。

 

・ 豫風瑠乃ちゃん(夜の部)。りこりこときしもんとともに過ごす「今、ここ」に集中して生きたい、と含蓄のある言葉を述べる。対して、会場から感嘆の「おー」という声が漏れる。普段、子どもっぽく、稚拙な表現で話していてちょっと何を言っているかわからないこともある。しかし、私が影響を受けている禅やマインドフルネスの思想を、実は自然に体得し、表現しているのであった。すごい高1だ。

 

・ 新沼希空ちゃん(夜の部)。こういうグループが変わり続けるのは仕方がないことと理解している、と言いつつも、このところ夜寝られない、とも。 → と、語るきそちゃんの横顔がとても美しかった。武道館でも、今後のリーダーとしても楽しんでやっていってほしいと願うばかり。

 

・ 夜の部のアンコールが終わり、メンバーが舞台袖にはけた後もつばきコールが途切れず、ダブルアンコールに応えて、りこちゃん、きしもんが、挨拶のため再登場し、千秋楽の幕を閉じた。