ライムスター宇多丸さんがパーソナリティを務めるカルチャー番組、TBSラジオ「アフター6ジャンクション2 」で、ハロー!プロジェクト30周年記念プロジェクト便乗プロジェクトという企画が4日間にわたり放送されました。
各日2時間、通常コーナーは休止し、ゲストを呼び、また有名人からのメッセージなどが交えられました。
4月20日は、ゲストが振付演出家の竹中夏海氏とでか美ちゃん。内容は、「作文『わたしとハロプロ』大発表会!」と題して、ハロプロが自分の人生にどういう影響を与えたかといった内容の作文を読み上げる企画。
直木賞作家であり、先日の本屋大賞を「イン・ザ・メガチャーチ」(めっちゃ面白かった)で受賞した朝井リョウ氏の作文が読まれ、また、俳優の松岡茉優さんによる、番組スタッフに対しカットしてはならないとの注釈付きで寄せられた4分超えの音声メッセージがオンエアされました。
4月21日は、ゲストがビデオ考古学者のコンバットREC氏、『BUBKA』編集長で宇多丸さんの「マブ論」の担当である森田秀一氏、南海放送の「ファニーナイト」と相互乗り入れにより、マンガ家・詩人の杉作J太郎氏といったオールドヲタの面々。この日は、「ハロプロの特異点《後藤真希》のすごさを2時間ぶっ通しで語り尽くす特集」という特化企画。
杉作J太郎氏は松岡茉優さんに、現在のハロプロを追っていないことを初対面ながら詰められたことが原因でハロプロ復帰を果たし、大病を患った後そのお陰で元気に過ごすことができていると語っていました。確かに「ファニーナイト」では、福田真琳ちゃんをベタ褒めする毎週です。
そして、4月22、23日は、ゲストにBase Ball Bearの小出祐介氏、音楽ライターの南波一海氏、 振付演出家の竹中夏海氏を迎えた「3219曲の頂点はどの曲だ!?《オール・ハロプロソング・ベスト30》」。30年間の全3219曲の中からリスナー投票によるトップ30を2日間ブチ抜きでカウントダウン!
この《オール・ハロプロソング・ベスト30》について記録を残すことにします。ハロプロ楽曲が3219曲あるということは、その上位の僅か1%弱が選ばれた訳です。
第1夜
第2夜
有効投票数:2415票(1人3曲を投票する方式)
投票された曲数:延べ539曲(うち得票1票が125曲)
ベスト30内への得票数は1034票(42.8%)
【ネタバレ注意】
結果はこちら
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作家を記載すると
言うまでもなく素晴らしい曲ばかり。ハロプロのサブスク解禁前から、iTunesでハロプロのプレイリストを作っていたのですが、もちろんその中に入れている曲ばかりです。
この結果を見て、まずはハロプロの原点であり、ハロプロが30年続くモメンタムを生み出し、最も歴史のあるモーニング娘。が圧倒的に強いのは当然の結果です。
1位が「LOVEマシーン」、2位が「ザ☆ピ~ス!」は順当でしょう。一方、「恋愛レボリューション21」は6位なので、もっと上でもおかしくないのにという印象。

そして、際立っているのがあややの強さ。シングル曲21曲中、デビュー曲から6thシングルまでのうちの5曲がランクイン。
上位で番狂わせと思ったのは、BEYOOOOONDSの「灰toダイヤモンド」がなんと3位にランクイン。これには発表を聞いた際に、思わずおおっと声が出ました。宇多丸さんも投票した楽曲。
ランクインした30曲が強すぎるので仕方がないとはいえ、以下に挙げる曲は引けを取っていないと思います(そしてまだまだあります)。
モーニング娘。「リゾナント ブルー」「気まぐれプリンセス」
太陽とシスコムーン「ガタメキラ」
Berryz工房「VERY BEAUTY」
℃-ute「Danceでバコーン!」
真野恵里菜「My Days for You」
スマイレージ「スキちゃん」「有頂天LOVE」
Juice = Juice 「Fiesta! Fiesta!」
ちなみに、これまで24回開催されているハロプロ楽曲大賞で1位になった曲のうちランクインしたのは7曲なので、ベスト30に入るのは非常に狭き門であると言えます。
【アーティスト別集計】
以下、モーニング娘。’16はモーニング娘。に合算。
ランクイン楽曲数
Berryz工房は1曲ランクインしているのに対し、℃-uteは入っていなかったのが意外です。
獲得得票数
30位を1点、順位が上がるにつれ1点ずつ増やし、1位を30点として得点化して集計すると
【年代別集計】
年代を以下のように区分
ランクイン楽曲数
獲得得票数
獲得得点
年単位でみると
やはり、モーニング娘。の最盛期で、その派生ユニットもヒットを飛ばし、あややがデビュー、アーティスト寄りのグループも活躍した1999年から2002年の4年間が顕著に強い。
それでも、脈々と現在まで傑作が続いているのが素晴らしい。
2012年までがつんく楽曲、2012年以降は非つんく楽曲とハッキリ分かれているのも特徴です。
この4日間の放送を聴いた感想として、寄せられたメッセージやゲストの思いが胸に響いた、そして批評が的確ということでした。
またこのような企画をやってほしいし、今度はあややを2時間語る企画を是非聞きたいです。











