母がいる施設に面会に行くのは
正直…辛い
 
 
もう喋ることもできないし
勿論、誰が誰だかわからない
 
 
身体は痩せこけており
布団をめくるとそこには
くの字に曲がり硬直した手足が
胴体に張り付いている
 
 
手はいつも拳を握っているので
手のひらにガーゼを巻いてもらっています
 
 
そんな母に会うたびに涙が出てくる
 
 
なので面会はとても辛い
 
 
看護師さんの話では内臓も弱っていて
栄養補助食品でさえも
あまり口にできていないそうです
 
 
夫を看てきた経験で
尿が全然出なくなると旅立ちが
近いと知りました
 

 

なので看護師さんに
尿が出なくなったら教えてください
と伝えております
 
 
するとこの看護師さん、
尿のこと以外でも度々母の状況を
知らせてくれるようになりました
 
 
近頃はしょっちゅう熱を出しているらしい
 
 
直近の面会で
「この状態ではお風呂はあまり
入れませんね?」と聞くと
 
 
「いえ、むしろ積極的に
入ってもらっています
 
 
いつどうなるかわからないので
いつも綺麗にしておいてあげたいんです」
 
 
…と言われました
 
 
そんなこともあり寝室でもスマホは
手放せません
 
 
夫が旅立ってから、寝室にスマホは
持って入らない
…という昔の生活に戻っておりましたが
 
 
また緊迫した状態です
 
 
ただ、なんて言うか…
 
 
夫の時と違う感覚でおります
 
 
夫が先に旅立つのは恐怖でしか
なかったのに
 
 
母に対しては…
 
 
早く楽にしてあげたい
 
 
と、側から見ると残酷とも取れる
言葉が現れます
 
 
でも、もしわたしがあの状態なら
早く楽になりたい…と絶対に思います
 
 
ただ生かされているだけの姿を見る度
色々と考えさせられるのです
 
 
母は認知症になった時
母業を卒業しました
 
 
母が認知症になった時
わたしは1度母を失った
 
 
そして母が楽になったその時に
わたしは本当の意味で母を失います
 
 
その時どう思うか…
さっぱり分かりません
 
 
きっとまた後悔の嵐が吹くのかも…
 
 
でも、母に対して色んな思いが
あるのに

 

母を失ってしまうと過去のわだかまりも
笑って話せるようになるのだろうな
 
 
いや、寝たきりになった時から
笑って話せてるよ
 
 
「あの時はおかあちゃんも
いっぱいいっぱいだったんだよね」
 
 
…と
 
 
全てを水に流しているわたしがいます
 
 
 
 

 

それでは

みなさま

ごきげんよう

 

 

 

 

 

 

 

水に流すのは

いいけど

 

 

 

 

水道出しっぱなしは

だめだにゃ

 

 

 

 

こんなことに

なるからにゃ!

 

 

 

 

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