TIGER MAN掲示板の方に情報頂きました。Mバンドさん、ありがとうございます！
以下、掲示板に投稿してくださったものを転載させて頂きます。
ポール・マッカートニーの1974年8月のセッションからのニュー・アルバム「One Hand Clapping」にエルヴィスのカバーが入っています。
Blue Moon Of Kentucky (One Hand Clapping Sessions)
マッカートニーは過去にこの曲についてこう語っています。
最初はアップテンポでエコーがかかったエルヴィス・ヴァージョンを聴いたんだけど、その後、ビル・モンローのオリジナルを聴いたんだ。
また、彼がアメリカのテレビでこの曲を演奏しているのを何度か見た。だからアンプラグドでは、まず彼のヴァージョンをやって、それからアップテンポのエルヴィスのヴァージョンに入るのがいいと思ったんだ。
この曲は昔から歌に自信があったし、アクトに選ぶには十分な曲だった。面白いもので、レコーディングするつもりはなかったんだけど、初期のウイングスのツアーで歌って、それをレコーディングして、今回リリースしたんだ。でも、それでいいんだ。
ポール・マッカートニー、クラブ・サンドイッチ58より、1991年夏
Paul McCartney & Wings - Blue Moon Of Kentucky (Live "The Bruce McMouse Show" 1972)
さらにボーナストラックとして「ラヴィング・ユー」と「引っ越しだ」が入っています。これは聞きものです。
Paul McCartney : Loving You / We're Gonna Move (Bonus Track / 2024 Remaster)
☆エルヴィスとポール・マッカートニー① に、ポールが歌う「Loving You」と「We’re Gonna Move（邦題：引っ越しだ）」を別々にアップしていましたが、上に貼った音源を聴くと、同じセッションで続けて歌っていたようですね。
☆ポールは、Blue Moon Of Kentuckyをオリジナルのビル・モンローと、エルヴィスのヴァージョンを組み合わせて歌っているので、両方のヴァージョンをアップします。
♪エルヴィス
♪ビル・モンロー
ビル・モンローは、エルヴィスのヴァージョンがヒットした後、曲の途中からアップ・テンポに変わるヴァージョンも歌っています。エルヴィスのアレンジを認めていたということでしょうね。
この曲については、いずれまた別の投稿で詳しく書きたいと思います。
＜追加情報 7/11/2024＞
TNelvisさんから情報頂きました。ありがとうございます！
ポール・マッカトニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターによる「Blue Moon Of Kentucky」の演奏です。（１９９４年）
もう一つ。「Name And Adress」という曲を教えて頂きました。（XJさんのコメントを転載させて頂きます）
ポール（ウイングス）がエルヴィスの亡くなった翌年1978年3月にリリースしたアルバム『London Town』に「Name And Address」という曲が収録されているのですが、これはポールがエルヴィスに捧げた曲です。
この曲に関するポールのコメントなど、XJさんがコメント欄に書いてくださっているので、詳細はそちらをご覧ください。
それから、倖さんからの情報をアップします。ありがとうございます。
☆「Blue Suede Shoes」
ポール・マッカートニー
この曲のオリジナルは、カール・パーキンスです。（１９５５年）
そして、エルヴィスのヴァージョンです。（１９５６年）
ビートルズはカール・パーキンスが好きで、「Matchbox」「Honey Don't」などをカヴァーしています。
☆「Long Tall Sally（のっぽのサリー）」
ポール・マッカートニー＆ウィングス （１９７３年）
BBC In Concert 1973
エルヴィス（１９５６年）
この曲のオリジナルは、リトル・リチャードです。この曲に関しては、過去の投稿をご覧ください。エルヴィスの別ヴァージョン、ビートルズのヴァージョンもアップしています。
・エルヴィスとリトル・リチャード ② Long Tall Sally（のっぽのサリー）♪