前回の投稿からの続きで、エルヴィスとジェリー・リードです。
<「Guitar Man」にまつわるエピソード>
エルヴィス・プレスリーは、ジェリー・リード作曲の「Guitar Man」をカヴァーしています。
1967年 ジェリー・リード
1967年 エルヴィスがナッシュヴィルでセッション中のことです。ジェリー・リードの「Guitar Man」を録音しようとしていましたが、原曲の雰囲気が出せないでいました。そこで、ジェリー・リードにギターを弾いてもらおうという話になり、ジェリーを呼びだしました。
Take1で、ジェリーがなかなか思うように弾けないのですが、いきなり駆けつけてきた背景を知るとなるほどと納得します。
テイクを重ねてノッてきたエルヴィスは、「Guitar Man」から「What’d I Say」へと繋げて楽しんでいます。ジェリー・リードのギターで思い通りの音になって嬉しかったでしょうね!
こちらがリリースされた音源です。
このセッションの「Guitar Man」に続いて、「Big Boss Man」もジェリー・リードがギターを弾きました。
「Big Boss Man」は、”ジミー”・リードの曲です。ややこしいですが
この曲とジミー・リードについては、また別の投稿で書きます。
<Guitar Man ヴァージョンいろいろ>
♪『68’カムバック・スペシャル』が印象的ですね!
♪1981年にリリースされたアルバム『Guitar Man』に収録されたヴァージョンもあります。
このアルバムは、1967年の「Guitar Man」を録音したセッションでもプロデューサーを務めたフェルトン・ジャーヴィスが、エルヴィスの曲を現代的なサウンドに再構築した10曲で構成されています。オリジナル・レコーディングの楽器編成とバック・シンガーの音は、新しい楽器編成のために取り除かれました。
このアルバムの「Guitar Man」もジェリー・リードがギターを担当しています。オリジナルはアコースティック・ギターですが、こちらではエレキ・ギターを弾いていています。
エルヴィスは、「Guitar Man」以外にもジェリー・リードの曲をカヴァーしています。次回に続きます。
今回の投稿は下に貼った記事を参考にしました。
・Jerry Reed and The Importance of Elvis Presleys Guitar Man Sessions | Elvis Articles